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【「マイナ保険証」の疑問】マイナンバーカードと保険証を紐づけしないとどうなる?

マイナビニュース / 2024年10月9日 10時6分

通常、医療費控除を受けるためには、医療費の領収書から「医療費控除の明細書」を作成し、確定申告時に添付する必要があります。マイナンバーカードを健康保険証として利用登録をすると、マイナポータル(政府が運営するオンラインサービス)から保険医療を受けた記録が参照できるため、領収証を保管・提出する必要がなく、簡単に医療費控除申請の手続きができます。
これまでの保険証は使えなくなる?

マイナ保険証の登場で、これまで使っていた保険証は使えなくなるのか気になるところでしょう。結論からお伝えすると、現在お持ちの保険証は、記載されている有効期限まで使用できます。また、経過措置として、2024年12月2日時点で有効な健康保険証は、最長1年間(2025年12月1日まで)使用可能となります。

従来の保険証とマイナ保険証の両方を持っている場合は、どちらを利用しても問題ありません。

従来の保険証の有効期限が切れる前に、マイナ保険証に切り替えておきましょう。

「マイナ保険証」を持っていない人はどうなる?

マイナンバーカードを取得していない人、マイナンバーカードの保険証利用登録をしていない人は、保険証の発行元から送られてくる「資格確認書」が保険証の代わりとして利用できます。「資格確認書」を医療機関に提示すれば、これまでどおりの保険診療を受けることができます。

「資格確認書」は、原則、本人の申請に基づき保険証の発行元が速やかに交付します。ただし、当分の間は申請なしで交付されます。

<申請なしで資格確認書が交付される人>

マイナンバーカードを取得していない人
マイナンバーカードの健康保険証利用登録をしていない人
マイナンバーカードの健康保険証利用登録を解除した人
マイナンバーカードの電子証明書の更新を忘れた人
マイナンバーカードを返納した人

資格確認書の有効期間は、5年以内で、保険証の発行元が設定することなっています。

マイナ保険証への切り替えまでのスケジュール

政府は、マイナ保険証を基本とする仕組みへ移行するにあたって、切り替わり期間中も問題なく運用できるように、以下のようなスケジュールを設定しています。

1. 健康保険証

2024年12月2日時点で有効な健康保険証は2025年12月1日まで利用できます。それ以降は使用できません。
2. マイナ保険証

今後はマイナ保険証での受診が基本となります。
3. 資格確認書

2024年12月2日以降使用可能となります。有効期限は5年以内に設定されます。
4. マイナポータル(スマホ)+マイナ保険証

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