新発見や学ぶことが好き - 初代バチェロレッテ・福田萌子が語る子育てと自分との向き合い方
マイナビニュース / 2025年1月10日 15時0分
福田萌子さんが『新・観光立国論』のようなビジネス書を大事にするのは、自分のなかの引き出しを増やすためでもあります。「自分とは関係ないものだわ」と最初からカテゴリー分けせず、すべての情報を学んでいこうとする。それがいつか自分の役にも立つし、自身の子どもに伝えられる言葉、提供できる環境になるかもしれない。
人間は日々、いろいろな選択肢で迷うものですが、そこでの決断力の差は、情報量の差から生まれる、と福田さんは述べます。だから、いまのところはもしかしたら必要ないと感じる情報でも、すべて自分のなかに取り込もうとしているそうです。
学ぶことが好きなんですね。それは「この世にあるものをすべて見て、知って、理解して、この人生を終えていきたい」という言葉にも現れています。
現実的には、それを実現できるだけの時間が足りません。それでも、福田さんがどのような姿勢でこの課題と向き合おうとしているのかを知れば、あなたの人生も少し明るいものに感じられるかもしれません。
■児童書だからとバカにしてはいけない
福田萌子さんが挙げたもう一冊は、ジェームス・マシュー・バリーの書いた名作、『ピーター・パン』です。英米文学を専攻していた福田さんは、大学の授業で「この本と本当の意味で出会えた」と語ります。文化や時代背景、作者の人物像を学んでいくことで、目に見えるところだけでなく、その奥行部分まで触れ、初めて『ピーター・パン』という物語が理解できたのです。
児童文学というとたいてい、「それって子どもの本でしょ」という反応が返ってきます。そんなとき福田さんは、『ナルニア国物語』の作者C.S.ルイスが語った、子どもしか読む価値のない本は、子ども時代においても読む価値はない、というような言葉を思い出すそうです。
子ども時代は、人生のもっとも多感なときで、とてつもない成長の幅があります。そういう繊細で、感覚の鋭い時期に読む本が児童書。「子どもの本だから読まない」という言葉には、「子どもの本は自分には必要ない、ちょっと劣っているものだ」という勝手なカテゴリー分けが見え隠れしています。
児童書を書いている人は、「子どもの本」ではなく「万人にいいものだ」と思って書いているのです。
そう考えている福田さんでも、『白雪姫』にはまったく共感できないそうです。その理由がまた明快でおもしろいです!
■愛していてもコントロールしてはいけない
絶賛子育て中の福田さんに、「一番怖いことは?」と尋ねてみたら、涙を流しながら、「子どもを失うのが怖い」と語りはじめました。
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