バイプレイヤーの泉 第142回 令和の人気子役、倉田瑛茉ちゃんらに求められる”ナチュラル化”
マイナビニュース / 2024年10月16日 6時0分
また本人だけではなく、ステージママと呼ばれる実母も目立ち、マスコミに取り上げられることが多かった時代だ。古くは宮沢りえの母も「りえママ」と呼ばれて、娘の人気とともに、私生活が週刊誌の格好の標的になっていた。ちなみに祐実ママはマスコミにすっぱ抜かれるどころか、自らもタレントとして、芸能界に飛び込んでいる。ヘアヌード写真集の発売など、活動も盛んだった。今はどうしているのかと直近のアメーバブログを検索してみると、岡山県で楽しそうにチーズフォンデュを食べていた。
礼儀正しく、素行良く、大人のマナーを守った子役。一言でまとめるならこまっしゃくれたイメージ。こんなことが昔は子役に求められていた。
○セリフなのか、自然体なのか
この風潮を大きく変えたのが、芦田愛菜だ。彼女は安達祐実らが会得した子役能力に加えて、学業もおろそかにすることはなかった。現在、愛菜ちゃんは大学に通いながら『タレントCM起用社数ランキング』の上位に食い込んでいる。ちなみに親は完全に黒子で、表舞台に出ることはない。
ただ愛菜ちゃんスタイルが、子役スタンダードになるのなら、子役のハードルは上がる。こまっしゃくれているどころでは、どうにもならないのでは……と思っているところに喰い込んできたのが「子役のナチュラル化」だ。
例に挙げると、2024年の夏ドラマ。子役が多く主役級に演じている印象のクールだった。中でも印象深かったのが『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)に出演していた、4歳の倉田瑛茉(くらた えま)ちゃん。作中でもセリフなのか、自然に発した言葉なのか分からないほどナチュラルな演技を見せていた。
最終話の「お代わり」と言うささやき。大人同士が「いやいや」と、遠慮し合う様子を見て一緒に「やややや!」と言うシーンなど、一話から辿っていくと枚挙にいとまがない。涙を見せるシーンもあったので、もちろん演技レッスンはしているとは思うけど、全体的に(何度も申すが)ナチュラル。
ナチュラルカテゴライズとして、もう1人気になる子役がいる。『0.5の男』(WOWOW)に出演していた、加藤矢紘(ながせ・やひろ)くん。最近、Netflixでこのドラマを見て、演技に目が釘付けになった。現場で監督が「あ、まあ、自由にやっちゃってください」と言ったかどうかは知らないが、作中の演技があまりにも普通の幼児。もちろん台本はあるとは分かっているけれど、そうとは思えないナチュラルさが最高だった。
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