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AWS Organizations連携サービス最新情報&セットアップのコツ 第16回 AWS Organizations連携サービスのおすすめランキング

マイナビニュース / 2024年10月10日 8時46分

画像提供:マイナビニュース

AWS Organizationsと連携できるサービスのおススメ度

AWS Organizationと連携できるサービスを解説する記事を執筆してから2年が経ち、その間にAWS Organizationsと連携できるサービスが増えるなどのさまざまなアップデートが発表されました。これらを踏まえて、今回は2024年現在の情報を基に過去の記事の内容を更新します。

更新後の各サービスのオススメ度は以下のとおりです。これまでと同様、実際に使う際にあわせて利用することが前提となるサービスも併記しています。

★★★:絶対に利用するべき、★★:条件によっては利用を検討する、★:あまり利用は勧めない
ランクイン、ランクアップ、ランクダウンした理由

続いて、ランクを更新したサービスについて、理由を説明します。
AWS Health

第14回でも紹介していますが、Organizations配下の集約されたヘルスイベントをEventBridge経由で通知することが可能になったこともあり、Organizations連携することのメリットが大きくなったため、ランクアップとしました。

HealthによるのAWSのヘルスイベントを監視している案件は多く、各アカウントにどんなヘルスイベントが発生しているかを一元的に確認するケースも増えてきていると考えられ、今後利用頻度が多くなると感じています。
AWS Security Hub

Organizations配下のAWSアカウントの特定のコントロール(チェックルール)のみを有効化・無効化する機能がリリースされ、Organizations配下のAWSアカウントのSecurity Hubの設定を格段に細やかにコントロールしやすくなり、ランクアップとしました。

Security Hub自体はどの案件でも利用することが多いサービスだと思いますが、これまではOrganizations連携をしたとしても、チェック結果の集約はできるものの、コントロールの集約管理は作りこみが必要でした。前述のアップデートにより、Organizations連携を行うメリットが大きく上がったと感じています。
AWS Cost Optimization Hub

Organizations配下のAWSアカウントでどのようなコストを削減できるかを把握可能で、全社的なコスト最適化を検討するケースに有効と考えます。

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