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医療費を節約する8つのポイント - 病院や薬局でムダな出費を抑えるコツをFPが解説

マイナビニュース / 2024年10月16日 13時32分

同じ症状で医療機関にかかる際は、安易なはしご受診は控えるようにしましょう。
4.緊急時以外は受診する時間帯に気を付ける

夜間や休日に急に体調が悪くなった時、診てくれる医療機関があると安心できます。しかし、診療時間外に受診すると、割増料金がかかり医療費が高くなってしまいます。

たとえば、初診の場合は初診料が2,880円かかりますが、おおむね8時前と18時以降の診療時間外(土曜は8時前と正午以降)は、これに850円が加算されます。また、休診日となっている日曜・祝日・年末年始には、「休日加算」として2,500円が加算されます。深夜(22時〜6時)の受診にかかる「深夜加算」は、なんと4,800円です。

なお、診療所(ベッド19床以下のクリニックや医院)を受診する場合、診療時間内であっても、時間帯(18時〜8時、土曜は正午〜8時)によっては料金が加算されることがあります。

夜間や休日は限られた治療や検査しか受けられないことが多く、その場合、診療時間内に改めて受診しなければなりません。緊急時を除き、できるだけ休日以外の日中に受診するようにしましょう。
■さらに医療費を節約するコツ4つ

医療費を節約する方法は、他にもあります。窓口での負担を抑える方法、薬局でのワンポイントなどを見ていきましょう。
5.限度額適用認定証を持っていく

医療機関の窓口での支払いが高額になりそうな時には、あらかじめ「限度額適用認定証」の交付申請をしておきましょう。認定証の交付を受け、保険証と一緒に窓口で提示すると、1ヶ月(1日〜月末)あたりの支払いを所定の自己負担限度額までに抑えることができます。

なお、オンライン資格確認(2023年4月から原則義務化)に対応する医療機関では、マイナンバーカードや保険証を提示して本人が同意することで、窓口での支払いを所定の自己負担限度額までにとどめられます。
6.お薬手帳を持参する

薬局で薬を処方してもらう際は、「お薬手帳」を持参しましょう。薬局で薬を調剤してもらうには、「薬剤服用歴管理指導料」がかかりますが、お薬手帳を持参することでこの料金が多少安くなります。

初めて行く薬局やお薬手帳を忘れてしまった場合、管理指導料は500円かかりますが、お薬手帳を持って行けばこれが380円で済みます(管理指導料が380円になるのは、3ヶ月以内に同じ薬局で調剤を受けた場合のみ)。医療費の自己負担が3割の人の場合、40円の差額になる計算です(四捨五入で10円単位で計算した場合)。

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