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山田祥平のニュース羅針盤 第459回 振り返って楽しいGoogleマップのタイムライン、いくつかの注意点

マイナビニュース / 2024年10月15日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

Googleマップのタイムライン機能は、使い方さえ間違えなければすごく便利だった。「だった」というのはリニューアルされて仕様が変わり、それに伴い、ウェブ版は廃止、そして記録はデバイスごとに行われるようになるとアナウンスされたからだ。

段階的に導入されるとのことで、Googleは正式な日程をアナウンスしていないのだが、手元の環境ではすでにウェブ版は使えなくなってしまっている。
○ロケーション履歴のバックアップをインポートしておこう

各デバイスのタイムラインは、デフォルトでは充電中でアイドル状態のときに、そのデバイスがWi-Fiに接続していれば自動的にクラウドにバックアップされるようになっている。つまり、スマホを3台併用している場合は3つのバックアップがクラウドに保管されることになる。

なので、複数台のデバイスを併用している場合、機会を見て各デバイスのバックアップを、メイン利用のデバイスにインポートする必要がある。もちろん、複数台のデバイスに相互にインポートしてもいい。

注意したいのは新規のデバイスの使用開始時だ。以前に使っていたメインデバイスと今のデバイスが異なる場合、以前のタイムラインを確認することができない。昔のタイムラインがメインで使っているデバイスに保存されているかどうかを確認し、なければ今使っているデバイスの前に使っていたデバイスのバックアップをインポートしておこう。そして、今後は機種を変更するたびに、前のデバイスのバックアップを、最新の機種にインポートするという作業を忘れないようにする。

仕組みがちょっとわかれば簡単なことだし、アプリのデフォルトでの振る舞いにしたがっていればあまり困ることもない。しつこいようだがパソコンでのブラウザ表示ができなくなったのはまいったが、それも時代の流れということで納得するしかない。
○タイムラインの設定はPCからでも確認できる

ちなみに、タイムラインは、手元でメインに使っているデバイスでGoogleマップアプリを開き、右上の自分のアカウントボタンをタップしてメニューから「タイムライン」をタップすれば確認できる。

そこでタイムラインの記録がオンになっているかどうかを確認できるし、過去にさかのぼってロケーション履歴が確認できる。そこで、昔のタイムラインが表示されなければ、以前にメインに使っていた端末のバックアップをインポートすればいい。

タイムラインに対する設定は、なぜか、パソコンのブラウザでも確認できる。オンかオフか、また、関連付けられたデバイスやバックアップの状態、そして、ロケーション履歴を自動的に削除するかしないか、そして、削除するならどのくらいの期間が経過したあとかなどを設定しておける。

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