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草なぎ剛、活躍の場が広がり喜び「選んだ道は正しかった」 “自身の核”舞台への思いや今後も語る

マイナビニュース / 2024年10月15日 6時30分

また、舞台は「自分と一番向き合える場所」だという。

「ストップしてもう1回ということができず、やり直せないという緊張感は舞台ならでは。その緊張感がある故に、自分と向き合うというか、『あのセリフ昨日は言えたのになんで間違えたのかな』とか、自分に問いただす時間が増えるんです。ほかの仕事もそうあるべきですが、人間って、僕は特にそうですが怠け者なので、楽な方に流されて、『ドラマはもう1回やらせてくれるから大丈夫』とどこかで思ったり(笑)。舞台をやると日頃の生活や自分の思考を正してくれます」

舞台があると日常の生活も変わっていくそうで、「食べるものや睡眠も考えますし、体力も温存しないといけないなと。本当はドラマも映画もそうやって臨まないといけないんですけど、人間だから『もう1回できる』という思いがあって。でも、舞台をやるとそれは良くない考えだと思わせてくれるので、生きていく上でめちゃくちゃ大事なことを学ばせてくれる場所になっています」と語った。

●シェイクスピア作品初挑戦に意気込み「新しい自分に出会いたい」
12月6日から来年1月10日まで上演される舞台『ヴェニスの商人』で稀代の悪役・シャイロックを演じるが、シェイクスピア作品初挑戦となる草なぎは、新たな挑戦に胸を膨らませている。

「初めてのことは楽しい要素がたくさん感じられるので。最近は再演も多く、それも楽しいですが、また新作に挑めるなという思いです。YouTubeで『ヴェニスの商人』をいろいろ検索して、なんとなくこんな作品なのかなと。シェイクスピアさんの400年ぐらい前の脚本が今現在にも語り継がれている魅力を感じているので、今このときにやるというのが、僕にとっても皆さんにとっても意味深いものになればなと思って、自分の中でいろいろ考えて何かを構築している段階です」

そして、役作りで内面を深めるというより、観客にどう受け取ってもらえるかということを最も意識して舞台に立つようにしていると明かす。

「台本を深く読み込んだり、役と自分の共通点を探したりというよりも、大きい声を出したりして作品の世界観に誘い、いかにお客さんに楽しんでもらうかが大事だと思っています。あまり難しく考えず適当にハッタリで(笑)。そして自分がいかに役になりきるか、そういうところを楽しんで、お客さんを作品の世界に引きずり込めたらと思います」

観客の心をつかむためには「必死さ」も大事だと語る。

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