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草なぎ剛、活躍の場が広がり喜び「選んだ道は正しかった」 “自身の核”舞台への思いや今後も語る

マイナビニュース / 2024年10月15日 6時30分

「自分が必死になっていたらいいんです。お客さんはうまくいっているのはつまらないみたいで、ちょっと失敗するほうがみんな注目してくれるんです(笑)。間違ったりガタガタしているほうが、身を乗り出して見てくれるような気がしていて。下手にやるということではないですが、必死に食らいついてやっているところが見たいんだろうなと。今回、自分のセリフがすごく多くて、絶対に必死になるし、あたふたするので、どう考えても面白いと思います(笑)」

頭で考えて役を理解して演じるのではなく、現場での感覚を何よりも大切にしている草なぎ。以前インタビューした際に「こういう風にやらないとって決めて演じるとつまらなくなるので、何も考えないようにしています」などと話していたが、舞台は稽古で何度も同じシーンを繰り返して仕上げていくもので、普段のように鮮度を大切にする役作りとは異なってくる。

草なぎは「飽きますよね(笑)」と率直な思いを吐露しつつ、「自分と向き合う時間になるところが楽しくて、演じ方もいろいろあって、演出の仕方もいろいろあって、そこに協調性を持って真面目にやるという基本的なところが人として大事だなと。僕はいつも台本を自分のところしか読まないですけど、『剛、台本をきちんと読む大切さがあるだろう?』って舞台の神様に叱っていただいているような気がしています(笑)」と、自分を正す場になっていると改めて語る。

また、舞台『アルトゥロ・ウイの興隆』(20、21~22)などでタッグを組んだ白井晃氏の演出を振り返り、「何回も何回も同じところをやって、本番までに喉が潰れちゃうんじゃないかなって思うんですけど、そこも自分との向き合いなんですよね。そういうことを乗り越えていくと新しい世界が見えて楽しくなってくる。本番も毎日同じことをやるんですけど、同じものにはならなくて。いつも自分を正してくれるものになっています」と話した。

舞台『シラの恋文』(23~24)はセリフ量が少なかったのに対して、今回はセリフ量が多く、描く世界観も全く異なる。

「『シラの恋文』はほわっとした作品でセリフ量が少なかったんですけど、今回はそれとは真逆で、めちゃくちゃ長セリフがあり、体力的にもすごくエネルギーを使うので、僕自身もめちゃめちゃ挑戦だと思っています」

そして、「声が枯れることもあると思いますが、それはそれでドキュメンタリーというか、舞台を見に来る方は声が枯れてくるほど楽しいというのがあると思います。毎日見に来てくれる方もいて、エゴサーチをするとそういった変化や必死になっている姿を楽しんでくれていて。今回もボロボロになると思うので、そこで新しい自分に出会いたいなと思っています」

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