1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

更年期症状のある女性8割が「日常生活に支障を感じる」と回答 -最もつらいことは?

マイナビニュース / 2024年10月17日 9時34分

画像提供:マイナビニュース

ファンケルは10月15日、「更年期」に関する意識調査の結果を発表した。調査は2024年9月20日~9月24日、更年期症状を有する40代~50代の女性400人と、その世代の女性と同居する10代~50代の男女600人、計1,000人を対象にインターネットで行われた。
○更年期によって日常生活に支障を感じている人は約8割

更年期症状を有する40代から50代女性400人に、「更年期によって、日常の生活に支障を感じることがありますか」と聞いたところ、78%(311人)が「更年期によって日常の生活に支障を感じる」と回答した。そのうち、更年期を通してつらいと感じることとして、「いつまで続くのか不安になる」が47%(147人)と最も多く、「体だけでなく、心の不調もあることが理解されにくい」が34%(106人)、「今までできた事ができなくなった」が32%(99人)と続いた。

多くの人が「更年期」によって日常の生活に支障を感じており、また、「いつまで続くのかが分からない」といった出口が見えないことや、「体だけでなく、心の不調もあることが理解されにくい」といった、世の中の更年期に対する認識不足が当事者への不安につながっていると考えられる。

○約9割の人が更年期について家族などの誰かに相談したいと回答

「更年期によって日常の生活に支障を感じる」と回答した人(311人)に、「更年期について相談したい相手は誰ですか」と聞いたところ、相談したくないという回答はわずか1割で、約9割の人が家族や誰かに相談したいと思っていることが分かった。相談相手には「夫/パートナー」が41%(127人)と最も多く、続いて「友人」が36%(113人)となった。

前述の「更年期を通して感じる辛さ」からも、出口が見えない不安や、更年期による心の不調といった目に見えない悩みから、家族をはじめとする身近な人へ相談したいと思う人が多いと推察される。

○「更年期について周囲の人に相談することに抵抗がある」約6割

一方、「更年期によって日常の生活に支障を感じる」と回答した人(311人)に、「更年期について周囲の人に話したり相談をすることにためらいや抵抗を感じますか」と聞いたところ、57%(176人)が「更年期について周囲の人に話したり相談したりすることに抵抗がある」と回答した。

その理由として、「風邪やコロナ等と違い、症状の理解を得にくいから」「更年期症状を経験した人でないと理解できないと思うから」「言われても困るのではないかと不安に感じる」「人によって症状が様々だし、年をとったと思われたくないから」といった声が多い結果となった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください