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北海道の179市町村と未来技術をマッチング! 地域課題解決につなげる「UPDATE179」開催

マイナビニュース / 2024年10月25日 10時0分

「衛星データを活用して海中プランクトン調査を行ったり、交通手段としての空飛ぶクルマ(eVTOL)の実現性を模索したり、北海道としてすでに多岐にわたる分野での調査・モデル案の検討を進めています。今年度は特に民間の未来技術と道内市町村とのマッチング・実証を目指し、その取り組みの一環として今回のイベントを企画、開催したというわけです」(土田氏)

もちろん、たった1日のイベント開催で完結するのではなく、1年を通して常に各市町村と企業とのマッチングを具体的にサポートしているということです。

また、河井氏は「今までHOPとして積み重ねてきた経験やネットワークを今回のイベントにうまく生かすことができました。HOPを通じてこのイベントを知り、参加した人も多かったです」と、HOPの活動の一環としても手応えを感じているようでした。

土田氏は「HOPの存在・協力があったからこそ、このイベントを開催できました。民と官の区別なくスタッフ同士の横の連携もとても強まったと感じています」と、HOPへの信頼度の高さを明かします。

日頃から全国へ目を向けて、未来技術や注目されるサービスなどの情報収集に努めているという北海道とHOP。

「道内179市町村それぞれの色があるのは北海道の強み。各自治体と企業のメリットを見つけ出して一体化させながら、北海道をより良くしていこうという大きなムーブメントを作っていきたいです!」(河井氏)

「HOPが掲げているビジョンは、『ほっかいどうDX促進事業』の目的と重複しています。これからも連携を深めながら、課題を抱えている市町村が『まずは道庁に相談してみるか』という認識を持ってもらえるように私たち自身もアップデートし続けます!」(土田氏)

「官民一体」という言葉が、どこか形式的な印象を受ける時代もありましたが、北海道ではすでにさまざまな取り組みが進行しているのだとわかりました。

後継者不足や地域交通の維持などの課題が解決していけば、北海道がもっと元気になって大自然や食の宝庫としての魅力がさらに輝いていくでしょう。

そんな未来を思い描き、課題を前向きに解決して頑張っていこうという、道民1人ひとりの意識のアップデートが何よりも求められているかもしれません。

清水奈緒子 札幌市在住、フリーランスのコピーライター。企業や自治体の広告制作、論文、コラム、エッセイなどを手がける。令和元年夏に保護したオス猫「ふぅ」と、まったり生活を満喫中 この著者の記事一覧はこちら
(清水奈緒子)



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