【実食レポ】天才か! フレッシュネスが史上最高レベルのフィッシュ系バーガー「銀だらグリエのフレンチバーガー」を新発売

実際に食べてみると……もう笑うしかない。あぁぁぁ、ウッッッッッマ〜……。スゴいわ。

まず、銀だらの力強さが思った以上にスゴい。(何度も名前を出して申し訳ないが)逆井さん曰く、「タラ目」に属する真だらと違い、銀だらは「スズキ目」に属するそうで、どちらかというとアイナメやホッケに近いらしい。その味わいは真タラに比べて甘みがあり、しっとりしていて、脂も多いぶん焼いてもパサつきにくく、グリルにも適しているのだという。

「銀だらグリエ」の食感だけでいえば、当然、キャロットラペや紫キャベツマリネのシャキシャキ感や、素揚げレンコンのゴリッとした食感に劣る部分がある。それでも旨味や風味が強いので、めちゃくちゃ存在感がある。

このバーガー用に開発したオリーブアンチョビソースがまためちゃくちゃこのバーガーに合っている。正確には南フランスのプロヴァンス発祥の「タプナードソース」というものらしいが、アンチョビ特有の癖になる味わいがすべての素材の旨味をさらに引き立てているイメージだ。

続いては「銀だらグリエのフレンチバーガー　スクランブルエッグとオマール海老ビスクソース」。いやもう名前だけで名前だけで絶対ウマいじゃん。スクランブルエッグももう完璧な火加減なんじゃないの、これ。

実際に食べてみると、これもヤッッッバい!! スクランブルエッグは生クリームやバターのミルキーな風味もスゴいんだけど、オマール海老の濃厚なソースが融合し、スクランブルエッグ自体が絶品ソースみたいな役割を演じている。なめらかなとろとろ食感の卵ソースみたいな。いや〜、ウマ〜……。

そしてここでもやはり銀だらの力強いウマさを再確認。確かにオマール海老ソースは美味しいのだが、あくまで銀だらのウマさを引き立てるためのソースであって、主役は銀だら。最終的な余韻としては銀だらの風味がしっかり残るし、変にオマール海老感を前面に出し過ぎていない点も好印象だ。

どっちもマジでウマい。これまでいろんなバーガーチェーンが「フィッシュ系バーガー」を出してきたと思うが、ここまで気合いが入ったのは他にないんじゃないか。ちなみに、フレッシュネスバーガーは銀だらのパン粉付けも店内で行っているという。さすがや……。

今回のフランスフェアでは、ビストロのコース料理をテーマに、「銀だらグリエのフレンチバーガー」に合うようフライドポテトやドリンクなども新開発したという。

こちらは「ビストロ コンソメポテト」。ビストロコース料理のアミューズをイメージした商品だという。コンソメらしい澄んだ旨味が凝縮した感じが再現されていて、食べる手が止まらない……。

「クラフト ラ・フランスレモネードソーダ」と「クラフト ラ・フランスレモネード」はビストロコース料理でいうデセール(デザート)を表現したドリンクで、果物の女王と呼ばれるラ・フランスの華やかな甘みが存分に堪能できる。

2種のバーガーはもちろん、ビストロコース料理でいうところのオードブルとポワソン(魚料理)にあたる。いずれも発売は10月23日(水)から。ハンバーガーで再現したフレンチのビストロコース料理、ぜひペアリングで楽しんでみては?
（猿川佑）