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日本人の移住先人気ランキングで14年連続1位、『マレーシア移住』の何が魅力なのか

マイナビニュース / 2024年10月21日 18時0分

また、3%を法人税として納めた後の残りの利益は、個人の株主配当として受け取れば、原則非課税対象にできます。そのため、日本ですでに安定した経営母体や仕組みを持っている現役のビジネスマンは、このラブアン法人を使って移住する方が多いです。

そしてマレーシアは、贈与税と相続税もかかりません。日本側の税制で、「相続人と被相続人ともに国外に10年以上住み続けないと、贈与税と相続税の課税対象となる」というものがあります。マレーシアに移住して10年以上経過すれば、贈与税と相続税の課税がなくなるので、納税金額を抑えて資産を守れます。
○プール付きの"タワマン"に月5万で住める!? 移住者の暮らしとは

━━移住者の方はどんな場所に住んでいるのでしょうか?

大きく分けて、郊外と中心地に分かれます。郊外には学校が多いため教育移住の方が、ビジネス目的で単身の方やまだお子様のいらっしゃらない方は、主に中心地に住んでいらっしゃいます。

郊外の居住地として代表的なのが、首都のクアラルンプールから車で20分ほどの距離にあるモントキアラです。共用プールやジム、大きな公園などが敷地内に付いた高層コンドミニアムに暮らしている方が多いです。高層コンドミニアムとは、日本で言うところのタワーマンションですね。モントキアラでは、1LDK・約5万円~で借りることができます。

中心地では、KLCCやブキ・ビンタンが代表的なエリアになります。ここでは、『リッツカールトンレジデンス』など、高級ホテルが運営するサービスアパートメントを利用している方が多いです。家賃の一例をあげると、100平米の1LDKで月額35万円ほど。日本で同じクオリティの部屋を借りようとしたら、その3倍ほどはかかるのではないでしょうか。

━━家賃と同様、生活費もあまりかからないのでしょうか?

実はそうではないのです。世界全体で物価高になっていることもあり、東南アジアでも生活費は日本に住んでいる場合とあまり変わらなかったりします。

━━生活費は日本とそこまで変わらないのに、家賃だけが安いのはなぜですか?

マレーシアは、国土が広いものの人口は3,350万人ほどしかおらず、人口密度が他の東南アジアに比べると低いです。そのため1人当たりが使える土地が広く、不動産単価が抑えられるという背景があります。
○不動産価格の伸びは鈍化傾向、局所的に将来性が見込めるエリアも

━━マレーシアの不動産、投資対象としてはどうでしょうか?

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