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「貯金が1000万円以上ある世帯」の割合は? 働き盛り世代で3年連続の増加

マイナビニュース / 2024年10月23日 11時34分

画像提供:マイナビニュース

ネストエッグは10月17日、「貯金・お金」に関する調査の結果を発表した。調査は2024年10月2日~10月4日、全国20~60代の男女1,000名を対象にインターネットで行われた。
○世帯貯金額の推移

働き盛り世代(20代~50代)で3年連続「1000万以上」の貯金世帯が増加。20代は13%、30代は20%、40代は22%、50代は24%(平均3pt増加)。20代、30代は「500万円以上/1000万円以上」が3年連続で10pt増加。若年層の貯金意識の高まりが見て取れる。(20代18%→28%、30代30%→38%に上昇)

50代、60代は「100-300万円」が増加。特に「貯金できない層」と「貯金できる層」の二極化が昨年進んでいた50代は「10万円~100万円」が17%→8%と11pt著しく減少。その減少分が「100万円-300万円」の増加につながっており、23-24年の1年間で100万円未満の貯金額の層が貯金を意識して貯めた傾向にあったことが伺える。
○貯金目的の推移

全世代で「資産運用」が増加、13-18%を占めた。収入が伸び悩むなか、資産を増やすことへの関心の高さが伺える。

20代は「趣味のための道具/月謝」に費やす割合が、全年代平均2.6%に対し9%と最も高く、趣味貯金や推し貯金など、楽しむための貯金意欲が高いことが見てとれる。
○貯金手段の推移

貯金手段は「銀行の自動積立・定期預金」が最も多く、次いで「投資運用」が人気だった。23年度2位だった「別口座移し替え」を上回る結果に。投資人口が年々、増加していることが伺える。20代の6%は「貯金アプリ」を活用して貯金している。
○目標金額を達成するための貯金ルール

「先取り貯金」「不用品の処分」「500円玉貯金」が全世代で人気。その一方、2年連続で「500円玉貯金」が減少している。キャッシュレス決済の普及、銀行窓口での硬貨預け入れ手数料徴収の影響もあり、小銭貯金は減少傾向に。

20代30代において「不用品の処分」は定番の手段になっており、12%-14%を占めて年々人気が上昇している。フリマアプリの普及などリユース市場の拡がりが見てとれる。

また、好きなアイドルやキャラクターなどが活動をしたときに、推しへの気持ちを貯金する貯金「推し貯金」、1,000歩歩く毎に100円貯金など歩いた歩数に連動して貯金する「歩数貯金」、1~365までの数字から1日1回、好きな数を選んで同額を貯金する「365日貯金」、1日は1円、2日は2円というように日にちに合わせて貯金する「カレンダーの数字貯金」といった、エンタメ性があり、自分の趣味・嗜好に合わせたルールでコツコツ貯める貯金をしている人が多かった。
○1か月の家計項目別の支出額

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