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佐野正弘のケータイ業界情報局 第137回 モトローラ、「razr」新機種で大規模プロモーションに舵を切ったのはなぜ?

マイナビニュース / 2024年10月21日 21時30分

ですが、2024年はエントリーモデルのmoto g64y 5Gに加え、ミドルクラスの新機種であるmotorola edge 50s proをソフトバンクに供給できました。それに加えて今回、motorola razr 50sを供給したことで、ある意味ソフトバンクからフルラインアップを提供できる体制が整ったわけで、それを機としてブランド認知を一気に高め、販売拡大につなげる策に出たといえます。

とはいえ、モトローラ・モビリティの販路が携帯大手3社のうち、まだソフトバンク1社に限られていることも事実です。1G時代、前身企業に端末を多く供給してきたKDDIや、2G時代にRAZRシリーズを供給していたNTTドコモへの端末供給はまだ実現できていないだけに、これら2社の開拓をいかに進めるかは引き続き大きな課題となるでしょう。

ただ、そこで気になるのが、2023年12月にモトローラ・モビリティの日本法人社長に就任した仲田正一氏が、2024年10月15日付けで退任することが発表されたこと。短期間での社長退任が、今後の販路開拓にどう影響するかは大いに気になるところです。

佐野正弘 福島県出身、東北工業大学卒。エンジニアとしてデジタルコンテンツの開発を手がけた後、携帯電話・モバイル専門のライターに転身。現在では業界動向からカルチャーに至るまで、携帯電話に関連した幅広い分野の執筆を手がける。 この著者の記事一覧はこちら
(佐野正弘)



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