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山下美月、“大勝負”だった乃木坂46卒業 キッチンカーに挑む同い年に共感「明日がくるのが楽しみでもあり、怖い」

マイナビニュース / 2024年10月19日 18時0分

画像提供:マイナビニュース

●「自分の力でやっていかなきゃ」
女優の山下美月が、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)のナレーション収録に臨んだ。担当したのは、13日・20日の2週にわたり放送される『東京キッチンカー物語~25歳 夢を乗せた行き先~』。キッチンカーでの成功を夢見る2人の25歳を追った作品だ。

彼らと同い年の山下も今年、乃木坂46を卒業して新たなスタートを切っただけに、共感する点があった様子。「責任を持たなきゃ」と“大勝負”の決断を経ての心境を語る――。

○食材を余らせる日々…開業3カ月で大きな決断

街角で当たり前のように見かけるようになったキッチンカー。車両を貸し出す企業も現れ、初期費用を低く抑えて手軽に開業できることから、キッチンカーを始める若者が増えているという。しかし、人が集まる立地の良い出店場所は、都内でもほんの一握りという厳しい世界だ。

交際相手の亡き母から教わった「おかゆ」で勝負に出た愛香さん(25)。オープン当初は女性を中心に人が集まったものの客足は遠のくばかり。猛暑の中、熱いおかゆではやっていけないと「かき氷」をメニューに追加するも、1日の売り上げが1万円にも届かない。「このままではやっていけない」と、愛香さんはある場所に向かう。

母のオリジナルレシピ「タマネギカツレツ」で開業した康法さん(25)は、好条件の出店場所を確保するのに奮闘していた。仲介業者にお金を支払い、良い場所を確保するのが“常識”の中で「仲介業者には頼りたくない」と自分の足で出店場所を探していた。開業から1カ月が過ぎ、ようやくイベント会場での出店にこぎ着け、初めて行列を作ったものの、その後は食材を余らせる日々が続く。開業から3カ月、何とか常連客が付き始めた時、康法さんは大きな決断を下す。

○「不安で一晩寝られないことって、今までなかった」の気持ちが分かる

今年5月に乃木坂46を卒業し、新たなスタートを切った山下。「グループにいた時は、基本的に全体で動くことも多いので、スケジュールはマネージャーさんや事務所に頂いていたのですが、今はどのお仕事をやっていくかというのを、相談しながら決めさせていただくことが多くなってきたんです。グループに甘えて頼っていたことを、在籍していた時にはそこまで気づいていなかったのですが、その枠を出て自分の人生にこんなにもの選択肢があるんだと、すごく感じ始めています。それはワクワク楽しくもありつつ、自分の力でやっていかなきゃという気持ちもあるんです」と気を引き締める。

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