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「男性更年期障害」とは? 仕事に与える影響は【1000人調査】

マイナビニュース / 2024年10月21日 12時45分

画像提供:マイナビニュース

LIFEMは10月18日、「男性更年期障害に関する意識調査」の結果を発表した。調査は2024年8月30日~9月3日、30歳~69歳の働く男性1,000名を対象にインターネットで行われた。
○男性更年期障害の可能性があると感じている人は5割以上

男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、またはLOH症候)とは、概ね40歳以降に男性ホルモンであるテストステロンが減少することにより身体、精神、性機能に様々な症状が引き起こされる状態のこと。

はじめに、男性更年期障害について知っているかを聞いたところ、「名前は知っている(その他の情報はよく知らない)」と回答した人が58.0%と最も多く、次いで「名前、症状について知っている」23.4%、「まったく知らない」18.6%となり、半数以上が名前は知っているが詳しい情報はよく知らないことが分かった。

次に、男性更年期障害について「名前は知っている」「名前、症状について知っている」と回答した人に自身の男性更年期障害の自覚についてたずねてみると、最も多い回答が「なんとなくそうかもしれない、可能性があると感じている」52.7%、次いで「現在自覚はなく、可能性も感じていない」38.6%となり、「現在自覚がある」と答えた人は8.7%のみだった。一方で、全ての人に対して男性更年期にみられる17の症状を挙げ、現在感じている症状全てを選択してもらったところ、「1~3個」37.2%、「4~6個」25.2%、「7~9個」8.9%、「10~12個以上」4.2%、「13個以上」1.2%となり、7割以上の人が一つ以上何かしらの症状を感じているようだ。

また、その症状を感じる1カ月あたりの日数については、「1カ月のうち数日程度」35.2%が最も多く、「1カ月のうちほぼ毎日」22.4%、「1カ月のうち1週間程度」19.8%と続き、何かしらの症状をほぼ毎日感じている人も2割以上いることが分かった。

○不調があっても普段通りの生活ができている一方、仕事のパフォーマンスには影響も

現在男性更年期障害の自覚がない人も含め、感じている何らかの症状による心身の不調は、日常生活にどの程度影響を及ぼしているかを聞いたところ、「ある程度影響はあるが、普段の生活ができる」と回答した人が50.6%と最も多く、「特に影響はなく、普段通りに過ごすことができる」38.7%、「ある程度影響があり、普段の生活が送りづらい」9.0%、「影響があり、普段通りの生活ができない」1.7%となった。多少影響はあるものの、9割近くは普段通りの生活ができているようだ。

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