1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. モバイル・アプリ

『三屋清左衛門残日録 春を待つこころ』撮影の裏側に潜入、J:COM加入者向け見学ツアーに同行してみた

マイナビニュース / 2024年10月31日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

藤沢周平の傑作小説を北大路欣也さん主演で映像化した『三屋清左衛門残日録』シリーズ。8月29日に、最新第8作「三屋清左衛門残日録 春を待つこころ」の制作決定が発表され、これを受けてJ:COMはJ:COMサービス加入者を東映京都撮影所(京都府京都市)に招待しての見学ツアーを開催した。

○本番撮影中のセットに潜入!!

同シリーズは「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画放送とJ:COMのタッグにより制作されている、今では貴重な“新作時代劇”だ。東映京都撮影所では9月より最新第8作「三屋清左衛門残日録 春を待つこころ」の撮影が開始されており、このタイミングにあわせてJ:COM加入者招待イベントが開催された。

J:COMが京都・太秦にて、こうした招待イベントを実施するのは今回が初めて。また東映京都撮影所としても、近年、このような見学ツアーは実施していなかったという。ちなみに関係者の話によれば「わずかな募集期間にも関わらず、800組ほどの加入者の方にご応募いただきました」とのこと。その人気の高さには、あらためて驚かされる。

ツアーは本番の撮影現場の見学からスタート。屋敷の中で、北大路欣也さんと共演の藤岡真威人さんが膝詰めで話し合うシーン。「はい本番です!」「ヨーイ!スタート!」の大きなかけ声がかかると、スタジオは水を打ったように静かになる。参加者も息を飲み、用意された大きなモニターを食い入るように見つめていた。

そして「ハーイ!オッケー」と監督の大きなかけ声がかかると、セット脇のスタッフはもちろん、見学ツアーの参加者たちにも安堵の表情が戻った。撮影は順調に進んでいるようだ。

この日参加者をアテンドしたのは東映京都撮影所のスタッフ。スタジオの歴史について、また時代劇の撮影全般について丁寧に分かりやすく解説してくれたのは、製作主任を務めている福居さんだ。

撮影では、藤岡さんが重要なセリフを口にするとその表情が大映しになった。ここで福居さんが「この寄る映像ですが、線路のようなレールの上にカメラを乗せて撮るドリーという機材を使って撮影しています」と解説する。レンズのズームを使うよりも自然に撮れるほか、迫力も出るようだ。

この作品でCGは使っているのだろうかと思って聞いてみると、「はい、使っています。例えば、ロケの現場で電線が映ってしまうようなところでは電線を消します。他にもどうしてもカツラの継ぎ目が分かってしまうことがあって。そんな場合もCG処理しています」と福居さん。昨今はカメラもテレビも解像度が高くなったので、昔なら見えなかったようなディテールまで映ってしまうという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください