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バービー人形をモチーフにしたピンク色のケータイ「Barbie Phone」が海外で登場

マイナビニュース / 2024年10月22日 18時17分

Barbie Phoneはこの手のケータイデザインがレトロ風で新鮮ということもありZ世代を中心に人気になっているとのこと。一方では簡単機能とそのかわいらしさから子供(特に女の子)向けのケータイとして親が買い与えるケースもあるようです。Barbie Phoneが受けるのならば、男の子向けのキャラクターケータイというのも今後いいかもしれません。HMDはスマートフォンも販売していますが、Barbie Phoneに続く第二弾、第三弾のケータイもぜひ出してほしいものです。

さて実際にBarbie Phoneを使ってみると、大手メーカーの製品ということもあり、造りはしっかりとしていました。10キーの押し具合も悪くありませんし、通話の品質も良好です。折りたたむとコンパクトになるのでポケットにもすっぽりと納まりますし、123.5gと軽量なので日々持ち歩くことも苦になりません。なによりもピンク色のボディーに愛着が持てるので、機能が無いにもかかわらず時計を見たりカレンダーを表示させたりと、何かしら自然と触れてしまいたくなる魅力も感じられます。

Barbie Phoneの価格はヨーロッパで約130ユーロ、イギリスで約99ユーロ、アメリカが約130ドルで、日本円にすると約2万円です。ブランド・キャラクターモデルのケータイとして考えれば十分リーズナブルでしょう。ヨーロッパではすでに各国で品切れが続いているようで、一部の国ではスマートフォンを除くケータイ全製品の中でも一番人気になっているほどだそうです。もしかすると2024年一番の注目ケータイになるかもしれません。日本での販売は予定されていませんが、キャラクター天国である日本なら、何かしらのキャラクターとコラボしたケータイがどこかのメーカーから出てくれば楽しそうです。

富永彩乃+山根康宏 富永彩乃(とみなが あやの) ITジャーナリスト/自撮り端末研究家。日本や海外各国のIT事情、特に海外の最新スマートフォンやビデオコンテンツサービスに精通。海外展示会の取材も積極的にこなし、現地からライブ配信によるレポートや動画撮影・編集も自身で行っている。スマートフォン複数台を常に使いこなし、TVやメディアへの出演も多数。 山根康宏(やまねやすひろ) 香港在住の携帯電話研究家。海外(特に中国)のスマートフォンや通信事情に精通。IoT、スマートシティー、MaaS、インダストリアルデザインなど活動の幅は広い。最新機種のみならずジャンク品から百万円のラグジュアリーモデルまであらゆる携帯電話・スマートフォンを購入する収集家でもあり、その数はまもなく1800台に達する。 この著者の記事一覧はこちら
(富永彩乃+山根康宏)



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