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「Insta360 Ace Pro 2」レビュー 夜景がきれいに撮れる“自撮りアクションカメラ”

マイナビニュース / 2024年10月22日 22時6分

画像提供:マイナビニュース

360度カメラで定評のあるInsta360が、アクションカメラの新製品「Insta360 Ace Pro 2」を発表しました。前作の登場から1年経っていないこともあり、1/1.3インチの大型センサーやフリップ式の画面など基本的な装備は継承。新たに、複雑な処理をこなすAIチップを追加し、夜景など低照度の画質向上やレスポンスの向上を図っています。自撮りやVlogが高画質かつスマートに撮影できることを売りに、「iPhoneなどスマホと併用するとどんなシーンでも高画質で撮れる便利な超小型カメラ」として存在感が高まったと感じました。

マイナーチェンジながら暗いシーンでの画質を向上

ここ2~3年、アクションカメラは激動のさなかにあるといえます。これまではGoProが圧倒的な知名度やブランド力を生かして人気を誇っていましたが、画質や安定性、装備の弱さなどが指摘されて失速気味になっています。攻勢を強めているのがDJIやInsta360などの中国メーカー勢で、DJIは完成度を高めた「Osmo Action 5 Pro」を10月中旬に投入。DJIを追うように、Insta360も従来モデル「Insta360 Ace Pro」の改良版「Insta360 Ace Pro 2」を投入してきました。

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もともとInsta360 Ace Proの完成度が高かったこともあり、“2”はあくまでマイナーチェンジといった印象で劇的な変化はありません。1/1.3インチの大型センサーやライカ監修レンズを継承しつつ、新たに画像処理を担うAIチップを搭載し、室内や夜景など低照度のシーンがさらにきれいに撮れるようになったのが最大の改良点といえます。

ほかには、ゆがみを抑えた描写で撮影できる「メガビュー広角」モードを新たに追加したほか、シャッターを押す前から映像を記録して決定的瞬間を撮り逃さないプリ録画は時間を120秒まで拡張。カメラ内で360度の水平を維持する好評の機能はしっかり継承しています。

ハードウエアも一部改良が加えられました。主要メーカーのアクションカメラで唯一となるフリップ式の大型液晶は、画面が精細かつ明るくなりました。このフリップ式液晶は先代のInsta360 Ace Proから定評があり、自撮りも大きな画面で確認しながらできるほか、液晶を上に向ければ超ローアングルやウエストレベルの撮影も可能。カメラを真上や真下に向けた状態でも、しっかり構図を確認しながら撮影できます。

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