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能登に世界で活躍するソフトテニス選手が勢揃い! NTT西日本の実業団チームと中高生がふれあいスポーツ教室

マイナビニュース / 2024年11月1日 7時0分

○「辛くて苦しいとき、一歩だけ進む」

閉会式で堀監督は「今日は本当にありがとうございました。短い時間で本当に申し訳ありません」と、本イベントの開催に携わった関係者などへの感謝を述べ、参加者の子どもたちへ次のようにメッセージを送った。

「本当にこの教室の話を聞いた時は絶対に能登へ行きたいという気持ちでいました。みんなと触れ合うことで、僕も選手も能登に来ることで逆にみんなから元気をもらって色々と学ぶことがたくさんあるだろうなと思っていました。部員の中にも2011年の東日本大震災を経験し、仮設住宅に避難した選手がいます。2014年の広島の豪雨災害では、僕の自宅の数十メートル先の地区で被害があり、とても小さな地区の中で70名以上の方が亡くなられました」(堀監督)

「震災のことを思い出させてしまい申し訳ないんですが、辛くて苦しいとき、シンドイときにちょっとだけ頑張る。一歩だけ進む。それがすぐ結果や成果につながるとは限らないんですが、『辛』という字に『一』を足して『幸』になれるように。何事も前向きに一生懸命取り組んでいくことが大切なことかなと思います。

僕らは1カ月後に東京・有明で全日本選手権があります。能登へ来たこと、みんなの笑顔を思い出して、この縁を大事にして、ひたむきに頑張ってきます。これからも応援していただきたいと思いますし、僕らも能登ことをずっと思い続けています。今日は本当にありがとうございました」(堀監督)

最後はサイン会と写真撮影会も行われ、参加者たちは予定の時間ギリギリまでソフトテニスを通じた選手との交流を楽しんでいた。

閉会式の後、能登高校2年の高澤泉さんは「NTT西日本の選手からアドバイスをもらえて、普段なかなか訊けないような質問もでき、とても勉強になりました。自分は最後の1年間になるので、今日学んだことを活かし、最後の大会に向けて頑張っていきたいと思います」と感想を語ってくれた。

伊藤綾 いとうりょう 1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催 @tsuitachiii この著者の記事一覧はこちら
(伊藤綾)



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