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この体調不良は「更年期症状」? 決めつけてしまった経験のある40代・50代女性は約半数

マイナビニュース / 2024年10月24日 9時52分

画像提供:マイナビニュース

アンファーは10月23日、「更年期のヘルスリテラシーに関する調査」の結果を発表した。調査は2024年10月、更年期世代である全国40~50代の女性400名を対象にインターネットで行われた。
○原因不明の体調不良を「更年期のせい」と決めつけてしまったことがある女性は46.3%

更年期特有の心身の不調は個人によって異なるため、その不調が風邪や発熱などの病気によるものなのか、更年期症状なのか、判断がつかない場合も少なくない。調査では、これまでに経験した体調不良を「更年期のせいだ」と特別な理由もなく決めつけてしまったことがあるという女性は約半数にのぼる結果となった。また、その体調不良を理由に医療機関を受診したことがあると回答した女性は24.9%と、7割以上の女性は受診を我慢した経験があるという結果が分かった。

○基礎知識を理解している人ほど、自身の健康を管理できている?

自身の不調の対処法を「理解している」と回答した女性は全体の34.5%と、半数を下回る結果となった。しかし、先述の質問に対して「理解している」と回答した女性の8割以上が、女性ホルモンの知識についても「理解している」と回答。調査からは、更年期の不調を左右する"女性ホルモンの知識"を自身の健康管理に活用できている女性も一定数いるということが伺える。

○婦人科のかかりつけ医がいる40~50代女性は23.3%

正しい情報の入手や活用には、かかりつけ医を見つけておくことも有効となる。婦人科のかかりつけ医がいるメリットには、生理やPMS、更年期、閉経後のお悩みまで、女性ホルモンの変化による体調の変化を相談し、治療、対策できる場を設けることができる点などが挙げられる。調査では、40~50代で婦人科のかかりつけ医がいる女性の割合は23.3%という結果になった。

○更年期特有の不調を感じた時、医療機関を受診すべき?

医療機関では、ホルモン補充療法や漢方薬の処方など、更年期障害の治療を受けることができる。調査では、更年期の不調を感じた時に医療機関を受診するべきかどうかについて質問。「受診するべきだ」と回答する賛成派は56.5%、「受診すべきでない」という反対派は43.5%と、意見が分かれた。受診すべきだと回答する女性が挙げる理由には、「更年期症状と似た病気が隠れているかもしれないから」と他の病気のリスクを考える意見が最多数。対して、受診すべきでないと回答する女性は「医療機関を受診しても治せるものではないと思うから」という意見が最多数となった。

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