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収入や起業を目的としない『プレフリーランス』とは?

マイナビニュース / 2024年10月25日 10時21分

画像提供:マイナビニュース

フリー株式会社は開業・起業に関する実態調査を2024年10月に公開しました。レポートでは、収入を目的としない『プレフリーランス』を行っている人も一定数いることが明らかとなっています。『プレフリーランス』とは何なのか、調査結果などをもとに考察します。

○未開業・副業を行っている会社員のうち『プレフリーランス』は21%

フリー株式会社が行った今回の調査の概要は以下のとおりです。

調査期間:2024年9月27日~9月30日
調査方法:Webアンケート方式
調査対象:20代~60代の男女
有効回答:1,053件(本調査)
質問項目:開業しているか、開業できていない理由は何か等

調査において、開業・起業をしていると回答した人は全体の9.1%でした。逆に開業していない方に対して収入の状況を質問すると、本業以外での収入もある人が12.3%いることがわかりました。

また、開業していないが本業以外の収入があると回答した人に対し、収益が発生する活動を始めたきっかけを聞くと、「収入を増やすため」が65.3%と最多を占める一方で、「趣味」「スキルアップ」と回答した人が21.2%いました。今回の調査では、未開業で本業以外の収入があり、かつ、収益が発生する活動を始めたきっかけが「趣味」「スキルアップ」である人を『プレフリーランス』(開業とは違う疑似的なフリーランス活動を行っている)と定義しています。

○プレフリーランスとは

プレフリーランスとはどのような人なのか、さらに詳しく考察していきます。
○フリーランスに興味はあるが検討中の方

プレフリーランスの活動目的は収入ではないとしながらも、スキルアップなども含まれています。よって、将来フリーランスになる可能性も最初から排除しているわけではなく、多少は意識していると思われます。

プレフリーランスとして「お試し」の活動をしながら、フリーランスとしてやっていけるのかを模索している人も多いでしょう。
○スキル不足が課題と考えている人

同じ調査で開業・起業できていない・したくない人に理由を聞いたところ、スキル不足が44.5%、時間的な余裕が39.8%、やりたいことが決まっていないが31.3%となっています。

多くのプレフリーランスはスキルにまだ自信がないことで、開業にブレーキをかけていることがわかります。
○フリーランスになりたい人が考えておきたいこと

筆者はフリーランスとして、8年以上活動しています。その経験や他のフリーランスの意見などをもとに、これからフリーランスになるかを検討している人が考慮すべきポイントを簡単に解説します。
○スキルと専門性を見極める

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