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バーで役立つ洋酒の知識 第7回 バーでチャレンジ! ちょっとお高い贅沢ウイスキー、25年熟成のおすすめ 5選

マイナビニュース / 2024年10月25日 12時0分

画像提供:マイナビニュース

ウイスキーは木樽で長期間熟成させることで、アルコール感が柔らかくなり、透明な原酒は琥珀色に色づき、複雑な香りと味わいに変化します。一言でいえば、まろやかに、美味しくなります。最低でも3年間以上熟成させることで、ウイスキーと呼べるようになります。

熟成年数はラベルに記載されていることもあります。例えば、「ザ・グレンリベット 12年」であれば、最低でも12年間熟成させた原酒を使っている、ということです。当然、メインは12年間熟成のウイスキーとなりますが、それ以上に長く熟成させたウイスキーもブレンドしています。ブレンドした原酒の中で、もっとも短い熟成年数を表記するのがルールなのです。

ちなみに、熟成年数を表記しなくてもOKです。ノンヴィンテージ(NV)やノンエイジと呼び、3年間以上熟成させていれば自由にブレンドできます。そのぶんコストを抑えてクオリティを上げることができます。ラインナップのうち、低価格帯のみをNVにしているブランドもたくさんあります。今の「山崎」や「白州」もそうですね。

通常は熟成年数が長いほど、比例して高価になります。保管コストに加えて、長く熟成させるほど木樽からウイスキーが蒸発してしまうからです。一般的には、10年や12年といった熟成年数の商品を主力にしているブランドが多くなっています。

その上位ラインナップとして、18年物や25年物があります。このあたりから高価になってくるので、おいそれと手を出しにくくなってきます。そこでおすすめしたいのは、バーで飲むことです。1杯ならボトルを買うよりだいぶ安く体験できます。とはいえ、1杯で通常品1本分くらいの金額(数千円~)になることもあるので、誕生日、仕事の打ち上げ、ボーナス支給日など、特別なときにチャレンジしてみましょう。

今回は、高価な25年物の中でも、比較的コストパフォーマンスがよいウイスキーを紹介します。昔は手ごろな値段だった「山崎25年」や「白州25年」も、今では1本50万円や100万円といった金額……。バーで1杯だけだとしても、とんでもない価格になってしまいます。ボトル1本が数万円から10万円くらいの銘柄であれば、1杯あたり3,000~1万5,000円くらいで飲めます。
定番ブレンデッドはしっとり重厚「デュワーズ 25年」

ブレンデッドウイスキーでも高級品はエイジ表記があります。例えば、定番ブレンデッドウイスキーのひとつ「デュワーズ」も、25年物をラインナップしています。

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