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『光る君へ』双寿丸を自宅に招く賢子に視聴者最注目 第40話画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年10月27日 6時0分

また、悩む行成に対する気遣いと、「いけない、いけない」と茶目っ気たっぷりの公任さまには、「公任さまの行成くんへのぽんぽんが素敵」「公任さま、お優しい」「うっかり公任さま」と注目が集まっており、見事、注目度トップ3入りを果たした。

藤原行成は995年、参議に昇進した俊賢の後任として蔵人頭に任じられた。当時はまだ従四位下であり、この抜てきには多くの人が驚いたようだ。俊賢の推挙が大きかったようだが、それまでの行成の真面目な仕事ぶりが一条天皇にも評価されたようだ。1001年には参議任官を前提とした蔵人頭の辞退を一条天皇に申し出ている。しかし、有能な側近を手放したくなかった一条天皇に、辞退を認められなかったという逸話もある。それほど信頼していた行成の進言だからこそ、最終的に一条天皇も敦成親王を東宮とすることを承諾したのだろう。

●不満が今にも爆発しそうな藤原妍子
今回は、1011(寛弘8)年の様子が描かれた。左大臣・藤原道長と四納言が次の東宮に敦成親王をすえ、敦康親王をとおざける政治姿勢を示した道長に、娘の中宮・藤原彰子は激怒した。そして一条天皇が崩御し、次に即位した三条天皇は道長の思惑通りにはならないと意気込みを見せた。今回の視聴データからは、1位こそ賢子が絡むラストシーンだったが、全体的にどの時間帯も注目度が高く、内裏のせめぎ合いに関心を寄せる視聴者が多かったことが分かる。

トップ3以外の見どころとしては、冒頭の『源氏物語』の読み合わせのシーンで、「罪のない恋なぞ、つまりませんわ」と、相変わらずあでやかでアバンギャルドな和泉式部(泉里香)と、意外にも(?)同調した赤染衛門(凰稀かなめ)や、いろいろな不満が今にも爆発しそうな道長と源倫子(黒木華)の次女・藤原妍子(倉沢杏菜)が挙げられる。妍子は道長の娘の中でも一番の美貌を誇ったと伝わっており、倉沢はわがままな名門のお嬢様ぶりをリアルに体現している。また、意気消沈する中関白家で、ただ一人気を吐くききょう(ファーストサマーウイカ)も印象に残った。

きょう27日(19:10~)に放送される第41回「揺らぎ」では、左大臣・藤原道長と新しく即位した三条天皇(木村達成)が早速腹の探り合いを始める。道長と中宮・藤原彰子との関係は悪化したままであり、そんな中、ききょうが歌会で啖呵を切る様子が見られ、宮中は混沌としている。果たしてどのシーンが最も注目されるのか。

REVISIO 独自開発した人体認識センサー搭載の調査機器を一般家庭のテレビに設置し、「テレビの前にいる人は誰で、その人が画面をきちんと見ているか」がわかる視聴データを取得。広告主・広告会社・放送局など国内累計200社以上のクライアントに視聴分析サービスを提供している。本記事で使用した指標「注目度」は、テレビの前にいる人のうち、画面に視線を向けていた人の割合を表したもので、シーンにくぎづけになっている度合いを示す。 この著者の記事一覧はこちら
(REVISIO)



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