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昭和男、ランクル250に乗る! 歴史あるクロカンの最新版に何を思う?

マイナビニュース / 2024年11月6日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

昭和の時代に誕生した「ランクル70」(ナナマル)に試乗してあの懐かしいフィーリングを堪能したあと、次に乗ったのが「ランドクルーザー250」だ。「300」「70」に続いて登場したランドクルーザーファミリーの中核モデルである。先代は「ランドクルーザー プラド」。若い世代のファミリーが住む郊外の戸建ての駐車場でよく見かける(筆者の私見です)人気モデルだ。

大きい! シブい! カッコいい!

プラドは近くで見てもそんなに「デッカイ」とは感じなかったのだけれど、試乗前に駐車場にたたずむランクル250の横に立ってみると「大きいな!」と思った。その理由は、250がランクルのフラッグシップ「300」と同じ「GA-F」プラットフォームを採用しているからだ。ボディサイズは全長4,925mm、全幅1,980mm、全高1,925mm、ホイールベースは2,850mm。幅も高さも300とほぼ同じで、鼻先の長さがわずかに短いだけ。大きいわけだ。

ラダーフレームに乗るボディも、垂直と水平の面と直線を組み合わせたカクカクとしたデザインなので、余計に大きく感じるのかもしれない。カクカクしているといえば、もう少し小さな70も四角いのだけれど、プレスラインのキレがまるっきり違う。角(カド)の先端が少しまあるい70に対して、250はピシッとしていてキレキレだ。昭和世代と令和の最新モデルの世代の差といってしまえばそれだけのことなのだが……。個人的には、70のカタチが取っ付きやすくて好きだ。

ランクル250のメカニズムは?

試乗したのは、最上級グレードで7人乗りの「ZX」。ボディカラーは「アバンギャルドブロンズメタリック」だ。雨が降ったり止んだりという薄暗い試乗日の日中にあって、シブく輝くそのボディカラーはなかなか素敵。最近流行りのくすんだカラーは、おじさんが纏うとそこがさらに強調されてダメだけれど(自虐です)、なぜか若い人にはよく似合う。そんなイメージだ。

搭載するパワートレインは、最高出力150kW(204PS)/3,000~3,400rpm、最大トルク500Nm/1,600~2,800rpmを発生する1GD-FTV型2.8L直列4気筒ディーゼルターボエンジン(自然吸気2.7Lガソリン版もあり)に、電子制御8速オートマチック(Direct Shift-8AT)を組み合わせる。燃費は11km/L(WLTCモード)で、尿素SCRシステムで排出ガス規制に対応している。前後のトルク配分をコントロールする「トルセンLSD」を装備したフルタイム4WDシステム(ローレンジ付き)と、ラダーフレームに取り付けた前ハイマウント・ダブルウィッシュボーン式、後トレーリンク車軸式サスペンションで悪路を走破するシステムだ。

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