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クレジットカードのタッチ決済乗車が関西で一気に拡大 - インバウンドに便利、三井住友カード社長「地域の人にも」

マイナビニュース / 2024年10月29日 10時35分

そうした今後のstera transit拡大に向けて、今回の関西圏4社の一斉導入は大きな取り組みで、「交通乗車の新しいステージが明日から始まる」と大西社長は強調する。

○名古屋から神戸までの一大ネットワークに対応

関西圏では、すでに南海電鉄や大阪モノレールに加え、神戸市の交通事業者などがstera transitを導入済み。これに加えて近鉄、阪急、阪神、Osaka Metroが対応することで、関西エリアの対応事業者は12社に拡大する。

これによって「東は近鉄名古屋駅、西は神戸高速線の長田駅」(大西社長)までをカバーする一大交通網がクレジットカードのタッチ決済に対応することになる。日本特有の相互直通にも対応するため、複数事業者にまたがった移動でもそのまま改札から出場できる。

Osaka Metroは、磁気カード、交通系IC、QRデジタル乗車券、顔認証といったさまざまな技術を導入しており、タッチ決済の導入によって「便利でスムーズな乗車をしてもらえるようにしたい」と大阪市高速電気軌道の堀元治氏は話す。

ほかの新規導入各社も、タッチ決済の利便性向上、ストレスフリーな乗車が可能になる点をメリットとして挙げ、stera transitへの期待感を見せる。各社とも、インバウンドの増加によって訪日観光客が現金で切符を購入するなど、券売機付近での混雑などを問題視。特に観光客の多いエリアの駅での混雑緩和を期待する。

これには、先行する南海電鉄が一定の効果を見せていたことも影響。ただ、南海電鉄でのタッチ決済の利用は1日1,000件、1カ月で3万件程度とのことでそれほど多くはない。これは、関西国際空港駅からタッチ決済での乗車が可能だったものの、当初は16駅しか対応しておらず、現時点でも泉北高速鉄道を含めて47駅にとどまるため、PRが不足していたと南海電鉄の鉄道事業本部長梶谷知志氏は認める。

これは、相互直通先の鉄道事業者が利用できなかった点も影響していた。そのため、新規対応する鉄道4社は全駅での一斉導入を目指して準備を進め、10月29日の一斉対応にこぎつけた。南海電鉄も「今年度中にはほぼ全駅に導入する」(梶谷氏)予定で、南海側のアピールも本格化させる考え。

関西圏の多くの駅でクレジットカードのタッチ決済に対応することで、各社もPRを本格化。三井住友カードの大西社長もVisaやMastercardの国際ブランドの協力を仰いで海外ユーザーへタッチ決済対応をアピールしていく考えを示している。

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