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自覚症状がほとんどない? 知っておきたい糖尿病の初期症状

マイナビニュース / 2024年11月1日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

予備軍も含めると、日本人の5~6人に1人がかかるといわれる「糖尿病」。「自分は大丈夫」と思っている人は少なくないかもしれませんが、糖尿病は病状が進行するまで自覚症状が現れにくい病気であることをご存じでしょうか?

遺伝的な要因もありますが、糖尿病は日頃の生活習慣を見直すことで予防できる病気です。そこで、ここでは知っておきたい糖尿病の初期症状や糖尿病にならないための生活習慣などを解説します。

○■糖尿病とはどのような病気?

日本の国民病ともいえる糖尿病とは、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が慢性的に高くなってしまう病気のことです。本来、膵臓から出るホルモンであるインスリンが血糖値を一定の範囲に収める働きを担っていますが、糖尿病になるとインスリンが十分に働かなくなり、血液中に糖があふれてしまいます。細胞に入るとエネルギー源となるブドウ糖も血液中では血管を破壊して動脈硬化を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞の原因になります。また、目の網膜や腎臓、神経も傷つけるため「糖尿病網膜症」「糖尿病性腎症」「糖尿病神経障害」は糖尿病の3大合併症として知られています。
○■糖尿病になりやすい人の特徴は?

糖尿病には大きく分けて、膵臓からインスリンがほとんど出なくなることによって血糖値が高くなる「1型糖尿病」と、インスリンが出にくくなったり、インスリンが働きにくくなったりすることで血糖値が高くなる「2型糖尿病」があります。日本の糖尿病患者の約95%を2型糖尿病が占めているため、単に「糖尿病」という場合は「2型糖尿病」を指します。発症年齢や患者の体型を比べると、1型糖尿病と2型糖尿病では次のような違いがあります。

1型糖尿病
・小児・若年者に多い
・やせ型の人が多い

2型糖尿病
・中高年に多い
・肥満体型の人が多い

ただし、やせ型の人や若年者でも2型糖尿病を発症することもあるため「太っていないから」「若いから」といって安心はできません。以下にあてはまる場合、糖尿病のリスクが高くなるため注意が必要です。

・太っている、または過去に太っていた
・血縁者に糖尿病の人がいる
・食べすぎてしまうことが多い
・甘いものや脂っこいものが好き
・お酒をたくさん飲む
・たばこを吸う
・運動不足
・睡眠不足
・高血圧
・ストレスが多い
○■糖尿病の初期症状は?

糖尿病の大部分を占める2型糖尿病は、ほとんど自覚症状がないままじわじわと進行し、症状が現れたときにはかなり病状が進行していることも少なくありません。糖尿病の早期発見には定期的な健康診断が欠かせませんが、次のような症状が出た場合、糖尿病を疑ったほうがいいかもしれません。

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