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12年熟成へと一新した「グレンモーレンジィ オリジナル」、従来の10年物と新しい12年物を飲み比べ

マイナビニュース / 2024年10月30日 17時0分

「グレンモーレンジィらしさがなかったのです。そこでレシピを変え、シェリー樽を使った原酒の比率を減らし、よりバーボン樽の比率を増やしました」(ラムズデン博士)

2024年7月に「グレンモーレンジィ 18年」は、「グレンモーレンジィ インフィニータ 18年」に改名されました。バーボン樽で15年間熟成し、一部をオロロソシェリー樽で3年間追加熟成しています。インフィニータ(無限)の由来は、一口飲むとさわやかな香りと深みのある味わいがずっと続くところからきているそうです。公式サイトのコメントは以下の通り。

“一口ごとに異なる風味があなたを迎えてくれます。キャラメリゼしたオレンジのプールに波打つ蜂蜜のような香り。そよ風に吹かれたジャスミンとレモンの花畑。あるいは、暖かなイチジクのコクとオレンジマーマレードの深みの狂想曲が、焚き火の煙にそよぐ……”

「グレンモーレンジィ オリジナル 12年」は、350mlのハーフボトルと700mlのフルボトルが販売されています。ラベルや箱のデザインは踏襲されており、熟成年数の部分が12になっています。バーボン樽熟成、アルコール度数は40度。希望小売価格はハーフボトルが4,125円、フルボトルが6,875円です。

○たった2年違い、なのに中身は別物。ストレートで味わいたいスムース感がクセになる

「グレンモーレンジィ オリジナル 12年」が発売されたあとも、従来の「グレンモーレンジィ オリジナル 10年」は購入できますが、流通在庫のみです。元の「グレンモーレンジィ オリジナル 10年」ファンであれば、今のうちに確保しておくことをおすすめします。

個人的に「グレンモーレンジィ オリジナル 10年」は数えきれないくらい飲んでおり、トップクラスに好きなウイスキーです。

色は淡い黄色ですが、イメージと違って香りは芳醇。オレンジなどの柑橘系や桃、ややスパイシーなさわやかさも感じます。かすかにウッディというか古い家具のような印象もあります。

味わいは何といってもスムース。オレンジ感もありつつ、バタークッキーのような甘くビターなニュアンスも感じられます。アフターもしっかりとあり、レモンのような余韻が残ります。

「グレンモーレンジィ オリジナル 10年」はストレートでもとても美味しいのですが、手ごろな価格ということもあり、ハイボールにすることも多い銘柄です。

一方の「グレンモーレンジィ オリジナル 12年」は10年と比べて色が濃く、琥珀色になっています。香りは、やはりオレンジピールが真ん中にあるのですが、バニラやピーチもしっかりと感じます。当たり前とはいえ、明らかに10年よりも長く熟成していることがわかります。

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