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マイナビが"生理痛体験研修"を実施 - 男性社員から「想像以上に痛かった」「仕事自体無理」の声、女性社員は?

マイナビニュース / 2024年11月1日 16時20分

※:Chihiro Asada et al, “Electrical Muscle Stimulation to Develop and Implement Menstrual Simulator System”, Journal of Robotics and Mechatronics, Vol. 33, No. 5, pp. 1051-1062 (2021.10)

はじめに男性社員が体験すると「弱」の時点で苦悶(くもん)の表情を浮かべる人が多く、「強」までレベルを上げると、その場でうずくまったり、座りこんでしまったりする人もいた。

体験後、複数の男性社員に話を聞いたところ、「想像以上に痛かった」との感想が口々に語られたほか、「どうしたら痛みから逃れられるか、楽な体勢を見つけるのに精一杯で。この上で何か仕事をしようとか、正直あまり考えられなかった」「これが不定期に続く中で仕事をすること自体が無理。それがわかっただけで、すごい気づきです」などの感想が寄せられた。

一方、今回参加した女性社員は、男性ほど痛みを感じていない様子。「弱だとあまり痛みを感じない。痛みというよりはマッサージ機をあてているような振動でした。(男性陣が大きな反応を見せている様子に対し)感じ方がそこまで違うのか、と驚きました」と率直な意見を述べてくれた。

また、女性社員に対しデバイスで再現された生理痛について尋ねてみると、「ぶるぶる感があったんですが、私はそのような感覚はないですね」「強であればリアルな痛みをある程度再現できていたように思います。でも、これよりいつもはもっと痛いです」などの感想が聞かれた。

なお、デバイスはあくまで生理痛の一部を再現しているため、生理痛そのものを再現しているわけではない。
ワークショップで意見や考えを共有

生理痛体験後は、感じたことや行動変容したいことをグループで話し合い、ワークシートに落とし込む。その後、グループの代表者がワークショップで挙がった意見を発表した。

「生理痛によって集中力が低くなってしまうことがわかった。とはいえ、生理が原因で集中力が低下していることを悟るのは難しい。人によって痛みの感じ方が違うのに加え、生理痛を全員が抱えているわけではない。ではどう対策していけばいいのか――。今日の研修のようにこの生理の痛みなどを全員が知っている状況をつくることこそが、改善の一歩になるのではないでしょうか」

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