1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

日本一小さな航空会社の“地域の翼”を守る! 熊本県天草市のふるさと納税寄附金の使い道とは?

マイナビニュース / 2024年11月19日 14時0分

画像提供:マイナビニュース

熊本県の南西部に位置する天草市(あまくさし)は、周囲を東シナ海・有明海・八代海という3つの海に囲まれたまち。

美しい青い海や大小さまざまな島などが織り成す雄大な景観をはじめ、季節を問わず一年中楽しむことのできるイルカウォッチング、日本最大級の肉食恐竜の化石が発見された「恐竜の島」、南蛮文化やキリシタンの歴史など、自然と文化に育まれた島です。

また、海や山からの恵みを受け、日本でも指折りの食材の宝庫。車えびや鯛などの海産物はもちろんのこと、「デコポン」などの柑橘類や地鶏の「天草大王」、南蛮柿(いちじく)を使ったスイーツなど、多くの特産品があります。

そんな天草市では、ふるさと納税の寄附金を6つの使途に充てています。今回はその中から「がまだせ! 天草エアライン」という使い道について紹介! 「がまだせ」は熊本の方言で「がんばろう」の意味だそうです。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が注目する寄附金の使い道について紹介していきます。

今回は、「がまだせ! 天草エアライン」という天草市のふるさと納税寄附金の使い道について詳しく調べてみました!
○天草市のふるさと納税寄附金の使い道「がまだせ! 天草エアライン」について

・対象年度:令和5年度
・対象使途:がまだせ! 天草エアライン
・対象事業:天草エアライン運航対策事業など
・その事業に費やした総費用:2億1,360万700円
・総費用のうち寄附金活用額:1,867万円

鉄道のない天草地域で唯一の高速交通機関である「天草エアライン」。たった1機の航空機で、天草と福岡・熊本・大阪の3拠点をつなぎ、天草地域の足として経済・医療・観光を支えています。

「天草エアライン」は、2000年(平成12年)3月に天草-福岡間を35分、天草-熊本間を20分でつなぎ、車では2時間~3時間半かかる移動時間を短縮し、ビジネスマンや観光客、天草島民のなくてはならない移動手段となりました。

天草地域は、周囲を海に囲まれ、九州本土とは橋で結ばれている半島地域で、地理的条件では不利な地域であり、医療従事者の確保も困難を伴います。都市圏と天草地域を結ぶ「天草エアライン」によって、県外からの医療従事者の通勤、天草地域から都市圏の病院への通院など「命の翼」として天草地域を支えているそうです。

現在就航している「みぞか号」は2代目で、2016年(平成28年)2月に就航開始。フランスの航空機メーカーATR社の「ATR42-600」の導入は国内初! 48人乗りで、小規模な飛行場の短い滑走路にも対応できる小さな機体とプロペラが特徴です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください