窓辺の小石 第190回 キーパッドの日々
マイナビニュース / 2024年11月1日 13時25分
REALFORCEシリーズのコンパクトキーボード「RC1」をお借りすることができたので、短期間の評価ではあるが、レポートを行いたい。筆者は、可能な操作はできるだけキーボードショートカットを使い、日本語入力は親指シフト、左コントロールキーとCapsLockは必ず入れ替えるなど、カスタマイズしてキーボードを使うことが普通なので、必ずしも万人受けするレポートではないことを先にお断りしておく。
○REALFORCE RC1とは
RC1シリーズは、以前リポート(窓辺の小石(42) Forceと共に)したREALFORCE R3キーボード(R3HC22)と同じく、USBとBluetoothのハイブリッド接続、専用ソフトウェアによるキー割り当て変更、動作点設定(APC。Acturation Point Changer)、Nキーロールオーバーといった特徴を持つキーボードだ。REALFORCEシリーズであるため、もちろんキーは、静電容量無接点方式である。
以前レポートしたR3もBluetooth接続が可能なので、モバイル利用も想定できたが、当時コロナ禍でもあり、実際に持ち歩いて使うことができなかった。ただ、手に持った印象として、バッテリを入れなくてもかなり重量があった。カタログスペックでは1.3Kgであり、ちょっとしたノートPC並みの重さである。海外取材など、車輪のついたスーツケースやキャリーケースなどに入れるのであれば問題ない重量だが、国内移動でショルダーバッグなどに入れて持ち運ぶのはちょっと苦労しそうだ。これに対して、RC1(C1HJ13)はカタログスペックで0.6Kg。リチウムイオン充電池を内蔵しているのでこれ以上増えることはない。
充電は、USB接続用のType-Cレセプタクルを使って行う。持ち歩くPCに合わせたUSB Type-Cケーブルがあればよい。RC1キーボードで必要なのは、5Vなので、接続先のUSBポートは、Type-Cである必要はなく、USB Type-Aで構わない。実際、付属のUSBケーブルは片側がType-Aになっている。
電源ボタンが本体右側面にあり、状態を示すLEDがF12キーとDeleteキーの間にある。USBコネクタは、本体奥側の側面(F6キーとF7キーの後ろ当たり)にある。付属のUSBケーブルは、Type-C側のケーブルが横方向に出る「アングル」(あるいはL字)コネクタになっている。このため、ケーブルが奥側に飛びだすことがなく、Type-Cコネクタなので、ケーブルを左右どちら側にも出せる。
○キーレイアウトと使い心地
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