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改良なのに大々的! 新型「アウトランダーPHEV」発表会に有名人が続々

マイナビニュース / 2024年11月6日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

三菱自動車工業がプラグインハイブリッド車(PHEV)の「アウトランダーPHEV」に大幅改良を実施して発売した。発表会には有名人が続々と登場。初代アウトランダーのCMにも出演していた江口洋介さんや柔道金メダリストの角田夏実さんらが駆け付けた。

改良なのに大々的! 発表会をレポート

アウトランダーは日本のPHEVの代表格だ。改良モデルの発売記念イベントはSUVらしく、東京青山の屋外広場で開催。スポーツチームのサポートも発表されるなど大掛かりなイベントだった。

EV(電気自動車)シフトが勢いを失いつつある中、世界的に注目されているのがPHEVだ。

そんな中、世界初のSUVタイプ4WDのPHEVとして2013年に発売となり、現在では同カテゴリーで世界No.1の販売台数となっているアウトランダーPHEVが大幅改良を実施した。

新型車の発表会というと、インドアのイベントホールなどで開催されるのが一般的だ。ところが今回は、東京港区南青山にある屋外広場で2部構成で行われた。夕方スタートということを含めて、異例のシチュエーションだった。

冒頭で挨拶に立った三菱自動車の加藤社長によると、アウトランダーPHEVはデビュー以来、世界で38万台、国内で約10万台を販売してきたという。EVの勢いがやや停滞する中で、PHEVへの要求が高まっていることにも言及した。

それを踏まえて今回の大幅改良では、従来はWLTCモードで87kmだったEV走行可能距離を100km超に延長。内外装や乗り心地などの上質感を高め、ヤマハと共同開発したオーディオシステムなどを投入した。

三菱自動車としては、この新型アウトランダーPHEVが象徴しているように、我慢いらずのエコドライブを実践できるアクティブ&カーボンニュートラルを推進していくと宣言した。

続いて説明に立った商品戦略本部の五味淳史チーフ・プロダクト・スペシャリストによれば、従来から走行性能に定評のあったアウトランダーPHEVは、輸入車のプレミアムブランドに乗る人たちの乗り換え需要も獲得していたとのこと。そんなユーザーたちからは「もう少し上質感があればいい」との声が上がっていたそうだ。そこで今回は、洗練と上質にこだわって改良を実施したという。

具体的には、外観ではグリル、ホイール、リアのウインカーやバックランプのLED化、新色の追加など、内装では12インチのセンターディスプレイ、ヤマハと共同開発した2種類のオーディオ、ベンチレーションシートの採用などを実施。加速やハンドリング、乗り心地などの内面も鍛え上げたとのことだった。

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