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男性のトイレ「立つ」「座る」どっちが多い? 便器への飛び散りや尿モレへの影響は - 大王製紙が調査

マイナビニュース / 2024年11月6日 15時27分

男性が座って排尿することは、トイレの衛生面や尿モレの防止など、多くのメリットがある。ここからは、男性が座って排尿するメリットを5つ解説する。
○メリット1.立つ姿勢より残尿が減る

座って排尿すると、残尿が減るのはメリットのひとつ。海外の研究では、50歳を超える男性は、座って排尿するほうが残尿量が少ないという報告がある。また、下部尿路症状(膀胱に尿を溜めたり、尿を排出したりする⾏為が円滑にできない症状)のある男性では、立って排尿するよりも座るほうが、残尿が約25mL少ないという研究結果もある。残尿感は40代頃から表れやすい傾向があるが、年代や症状によっては、座って排尿するほうがいいと考えられる。
○メリット2.追っかけモレ(排尿後尿滴下)が起こりにくい

男性は座って排尿したほうが、追っかけモレ(排尿後尿滴下)が起こりにくくなる。追っかけモレとは、尿道内に残ったわずかな尿が、トイレ後しばらくしてからジワジワとモレ出てくる症状のこと。
体の構造的に、座って排尿するほうが尿道内に尿が残りにくいため、追っかけモレを軽減できる。

さらに、排尿後に会陰部(陰嚢と肛門のあいだ)を指で押して、尿道に残った尿をトイレットペーパーに出す「ミルキング」を⾏うと、より高い効果が得られる。

尿道内に残った尿が、後からモレ出てくる追っかけモレ。では、尿道内のどこに尿が残っているのか。追っかけモレのメカニズムと、下着やズボンがどのくらい汚れるのかについて、実験を行った。

一般的な男性の尿道の長さは16~20cm、内径は7~10mmとされている。そこで、内径8mmのシリコンチューブを男性の尿道に見立てて折り曲げ、青く着色した水1mLを入れてみた。

上記の画像を見てみると、シリコンチューブの折れ曲がった部分に、水が残りやすいことがわかるが、これが、追っかけモレの原因。排尿後に会陰部を押すと、折れ曲がった尿道の形状が変わるため、残ってしまった尿を出すことができる。

次に、シリコンチューブに残った少量の青い水を、ズボンと重ねて裏返しにした下着の内側に垂らしてみた。

垂らした部分の下着の色が、変わっているのが確認できる。

ズボンを表にひっくり返すと、上の写真のような状態になっていた。下着に少量の水を垂らしただけでも、ズボンにはかなり大きなシミができているのがわかる。少量の追っかけモレでも下着やズボンには大きなシミができるため、特に外出先では追っかけモレ予防が大切といえる。
○メリット3.トイレ内に尿が飛び散らない

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