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「静岡市プラモデル化計画」って何? 「ホビーのまち静岡」の魅力

マイナビニュース / 2024年11月8日 13時58分

また、これから注目したいのが冬に開催される「クリスマスフェスタ」だ。模型メーカーの展示に加え、ステンドグラスやアクセサリー、花など様々なジャンルの手作りホビーを見て、触れて、体験できるホビーイベントで、2024年は12月7日、8日の開催が予定されている。今回は初めて、高校生を対象とした模型制作作品展示会およびコンテストとなる「全国プラモデル選手権大会 次世代模型フェスティバル」が同時開催されるという。

「小学生の頃にプラモデルを作った経験がある人が多いが、中学、高校と進むにつれて、携わる機会が減っているという調査結果もあります」と石川氏。初開催となる「全国プラモデル選手権大会」は、中学、高校に進んでも“ものづくり”に関わり、さらには、将来的にものづくり産業に就職するという流れを構築したいという想いも込められているそうだ。

また、静岡市が実施しているユニークな取り組みとして「プラモニュメント」を紹介。プラモデルのランナーを模した郵便ポストや公衆電話、看板など市内12か所に13基が設置されているこのモニュメントは、静岡の街なかでプラモデルを感じてもらう「静岡市プラモデル化計画」の取り組みの一環だ。

「静岡市プラモデル化計画」とは、「プラモデルの魅力をまちの魅力へ」をテーマに、プラモデル産業を振興するだけでなくプラモデルを活用したまちづくりを目指す計画だそう。単にプラモデル産業を支援するだけにとどまらず、静岡市の財産でもあるプラモデルを活用して、ものづくりの楽しさ、素晴らしさ、魅力を伝えていくとともに、まちの賑わいや地域への愛着などを育み、「プラモデルのまち」を体感できる総合的なまちづくりの地方創生プロジェクトだ。

「環境づくり」「人材づくり」「コンテンツづくり」を“3つの柱”としており、それぞれに応じた事業を展開しながら、多様な分野でプラモデルに関わる機会を創出する。「環境づくり」では、「プラモニュメント」の設置など「静岡市=プラモデル」をPRし、「模型の世界首都・静岡」の認知度向上を図る。「人材づくり」では、ものづくりキャリア教育や静岡型学校教育プログラムなど、ものづくりやプラモデルの魅力を伝えることで、郷土の誇り醸成とその魅力を発信する人財を育成し、関係人口の拡大を狙う。「コンテンツづくり」は、「全国プラモデル選手権大会」などプラモデルに触れる機会を創出し、プラモデルの魅力を体感できる機会および静岡市の求心力を高める取り組みが行われているという。

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