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純烈、険しい道を切り拓いてたどり着いた今 紅白は「10回を目標に」 メンバーの卒業・加入で感じた思いも

マイナビニュース / 2024年11月9日 10時0分

――先を見据えるというより、目の前のことにしっかり向き合っていきたいと。

酒井:本当にそうです!

――新しいことにも挑戦され、ますますパワフルになられているように感じます。

酒井:浮世離れしてるっちゃしてますよね。純烈を結成した時が最も離れていて、「お前らが紅白かよ」「出られるわけないやろ」というのがスタートなので、あの頃に比べたらだいぶ理解者が増えた感じがするし、もうちょっと続けたらどんな世の中になって、純烈もどうなるんだろうと、サイコロを振るような楽しみがあります。

●デビュー15年目も綱渡り状態「常にギリギリの登山を続けている感じ」
――岩永さんは卒業後、俳優として活動されていくとのことですが、抱負をお願いします。

岩永:純烈でいろんな経験させてもらって、俳優でも活かせることはすごくいっぱいあると思っているので、純烈で僕を知ってくださった人たちの目に留まるような活動ができたらいいなと思います。

――白川さんと後上さんは、純烈として今後どういう風に活動していきたいと考えていますか?

白川:自分の体力が続く限り、そして皆さんの体力が続く限り、純烈を続けていきたいなと思っているので、これからも応援よろしくお願いします。

後上:求められている限り、お仕事をいただけるうちは頑張りたいなと。一切仕事の予定がなく1カ月のカレンダーが真っ白になったら、転職を考えようかなと思うので、そのときまでは純烈を頑張りたいなと思います。

――活動初期はお客さんがほとんどいないこともあったそうですが、当時と今の状況を比べると感慨深い思いになりますか?

後上:個人的には、そんな前と今日を比べることはあまりないかもしれません。

酒井:今の純烈がよっぽど調子が良く見えているんだろうなと思いますけど、一進一退でっせ!

白川:綱渡り状態(笑)

――今でも?

酒井:もちろん! 紅白に出ようが明治座が決まろうが、健康センターやキャバレー時代と歩いている道が違うかというと、地獄とギリギリロードというのはずっと変えてないんです。狙っている道は常にスリリングで、命がけやないと無理。ええところの道は大手事務所が線路を作っているので、僕らが通る道は限られていて、そこを狙っていくと木も切らなあかんし、絶壁やし。そこを通り続けているので鍛えられるけど、常にギリギリの登山を続けているという感じです。

――ギリギリのところを攻めてきたからこそ今があるのでしょうか。

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