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シャープの「混ぜないホットクック」withシリーズを体験! 無水/圧力なし/予約調理/片付けやすさの4点に注目

マイナビニュース / 2024年11月11日 13時0分

実際にKN-MN16Hを使ってホットクックの公式メニュー「肉じゃが」を作ってみます。

従来のホットクックでは、加熱中にかき混ぜユニットが材料を混ぜることで、少ない調味料でも具材全体にムラなく味が染みこんでいました。またジャガイモがかたい内はしっかり混ぜ、火が通って柔らかくなると優しく食材を混ぜることで、できあがりのジャガイモが崩れることなく仕上がる点も便利でした。

新KN-MN16Hも途中までの作り方は同じ。鍋に野菜と肉、調味料を入れて「肉じゃが」メニューを選択します。この段階では汁気がほとんどなく、上のほうにあるジャガイモに火が入るのかちょっと心配になる見た目です。

加熱開始後25分ほどで「まぜナビ」のアラームが鳴り、液晶画面に「味を全体になじませるため上下を入れ替えるように大きく混ぜてください」というアドバイスが表示されました。ちなみに、まぜナビのアドバイスは「ちゃんぽん」なら「めんをほぐしながら手早く混ぜてください」など料理によって異なります。

アドバイス通りにかき混ぜた後はフタを閉めてスタートボタンを押し、約10分後に肉じゃがが完成。かき混ぜ前は味のムラできることを危惧しましたが、できあがりは全体にしっかり調味液の色が行き渡っていました。

ジャガイモが柔らかくなってからかき混ぜるため、ジャガイモが崩れてしまうことが心配でしたが「調理中にかき混ぜるのが1回だけ」であるためか、思ったよりジャガイモの崩れも気になりません。

筆者は普段から肉じゃがを作りますが、ジャガイモの崩れにくさは「かき混ぜ機能があるホットクック > 新製品KN-MN16H > 普通の鍋で手動調理」という印象です。

○結局withシリーズのメリットとはなんなのか?

どこよりも早く「混ぜる機能」を搭載した自動調理鍋というのが、ホットクックシリーズのわかりやすい特徴でした。今回の新製品ではあえてこの混ぜ機能をはじめとした複数の機能を省き、価格を抑えることに成功しています。

とはいえ(発売後に価格が落ちる可能性はありますが)市場推定価格は39,000円前後というのは、一般的な自動調理鍋としては決して低価格とはいえません。また、自動調理鍋としては珍しい「圧力機能非搭載」という点もネックになるユーザーはいるでしょう。

今回、新製品を実際に使って感じたKN-MN16Hのメリットは「無水調理の美味しさ」「圧力機能がないからこその使い勝手のよさ」「最大15時間の予約調理」「片付けのしやすさ」の4つ。

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