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「フーセンガムをふくらませられる人」の割合は? - ロッテが全国「噛む力調査」

マイナビニュース / 2024年11月18日 9時33分

また、夕食時の一口あたりの噛む回数を聞いたところ、「20回以上」と回答した人の割合が大きい順に、20代(23.9%)、30代(20.3%)、40代(16.4%)、50代(15.2%)、60代(15.0%)という結果となり、咀嚼回数においても、若い世代ほど、よく噛んでいることがわかった。かたい食べ物をよく食べ、しっかり咀嚼していることが伺える。

さらに、普段どのくらいガムを噛むか聞いたところ、「毎日噛む」「よく噛む」「時々噛む」と回答した人の割合が、20代(38.4%)、30代(36.1%)、40代(28.1%)、50代(27.4%)、60代(26.3%)という結果となり、若い世代ほど、ガムを噛んでいることがわかった。

○「フーセンガムをいつも膨らませる」60代が57.8%に対し、20代は31.2%

顎や舌、唇の筋肉を動かすことに役立つフーセンガムを膨らませることができるか聞いたところ、「いつもできる」と答えた割合は57.8%と60代が最も多く、年代が下がるに連れ、割合が低くなり、20代は31.2%と25pt以上の差が開いた。また、20代では、そもそも「フーセンガムを膨らませたことがない・わからない」と回答した人の割合が最も高くなった。

○3年前より「噛むことを意識している」と回答した人、+2.9pt

「よく噛むこと」への意識について、「意識している」と回答した人が35.5%だった3年前の調査結果と比較すると、今回は38.4%と2.9pt大きい結果となった。

また、夕食時の一口あたりの咀嚼回数についても、「20回以上」と回答した人の割合が、3年前は15.1%、今回は18.2%とこちらも3.1pt大きくなった。

○県民性の専門家が上位県の噛む力を解説

本調査結果を受けて、県民性の専門家である岩中祥史氏が見解を語った。

「よく噛むことを意識している」「夕食時の一口あたりの咀嚼回数が20回以上」と回答した人が増加するなど、3年前より「噛む力」が上がったのは、「よく噛む」ことが健康やダイエット・美容に寄与する可能性があることに意識を向ける余裕が生まれたからだと岩中氏は推測する。

2021年はコロナ禍のさなかで、それどころではなく、個食や黙食が奨励され、外食の機会も激減したことで、食べる楽しみを多くの人が奪われた。「噛む」という行為はそうした社会の動向と深く関わっている側面があるのかもしれないとのこと。「心に余裕を持って食卓に向かえば、自然とゆっくり噛み、よりおいしく食べられるので体にもいい。その原則を多くの人が思い出したのではないでしょうか」と岩中氏は述べている。

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