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テレビ解説者・木村隆志のヨミトキ 第81回 「武道館ライブ」「訴訟取り下げ」…同日に報じられたとんねるず&ダウンタウンのニュースは何を暗示するのか

マイナビニュース / 2024年11月13日 6時0分

一方のダウンタウンはどうなのか。

松本が訴訟を取り下げたことで、復帰に関するさまざまな声があがっている。所属の吉本興業は「活動再開につきましては、関係各所と相談の上、決まり次第、お知らせさせていただきます」などのコメントを発表した。

しかし、「性加害していないことが証明できなかった」「飲み会を繰り返し、不倫をしていたことが濃厚」「記者会見を開く意向がない」などの懸念点がある現段階では批判されるのも仕方がないだろう。

ただ、その一方で客観的にネット上の声を見ていくと、「待ってました」「早く戻ってきてほしい」などと歓迎するような声も少なくなかった。特に目を引くのは、お笑い好きと思われる人々の声。「ダウンタウンの漫才を見たい」「すぐにテレビ復帰が難しければ2人で劇場に立ってほしい」などとコンビでのリスタートを期待するニュアンスが感じられた。

国民民主党・玉木雄一郎代表の不倫が報じられ、「政治家の仕事と不倫は別で評価すべきか」という論争が起きているが、これを松本に置き換えると「芸人の仕事と不倫は別で評価すべきか」ということになる。前述したお笑い好きの人々は「別で評価できる」から待望論をあげているのだろう。裏を返せば、これから松本サイドはお笑い好き以外の人々に「別で評価したほうがいい」と思わせるような動きが求められていくのではないか。

いずれにしても8日のニュースはとんねるず、ダウンタウンというレジェンドの持つ影響力を改めて世に示すものだった。少なくとも「コンビでの活動を見たい」という待望論があるのは間違いないだろう。

このタイミングで松本が訴訟を取り下げた最大の理由は「復帰を目指す」という意欲以外に考えづらく、浜田は“そんな相方の復帰をじっと待っている”ように見える。一方のとんねるずも久々のライブと特番に挑む強い意欲を見せた。そのような「60代はまだまだ活躍できる」「元気なうちはやりたいことをやろう」という意欲的な姿勢が世間の人々に伝わるほど、2組への待望論は増していくのかもしれない。

●ターゲット層とMCの年齢がアップ
ここまで、とんねるずとダウンタウンというレジェンドのリスタートにふれてきたが、ただ漠然と可能性を書いているわけではない。

今秋の番組改編によって民放各局は50代以上のベテランMCを重用している。主なところではTBSの新レギュラー番組『THE MC3』に中居正広(52)、東野幸治(57)、ヒロミ(59)。『巷のウワサ大検証! それって実際どうなの会』に生瀬勝久(64)が起用された。

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