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エンタープライズIT新潮流 第37回 B to B営業での企業ブランドの作り方

マイナビニュース / 2024年11月12日 12時51分

B to BかB to Cかにかかわらず、現在は、ブランドは企業の外で作られると言われています。SNSが発達し情報が溢れている中では、当たり前の話です。昔のようにテレビ広告などの企業の一方的なコミュニケーションでは、刺さるブランドが作れないのです。優れた製品やサービスに加えて、社外の人とのコミュニケーションが大事です。ここでは社員が重要な役割を果たします。

筆者がMicrosoft時代に責任を持っていたエバンジェリストは、社外に対して技術を啓蒙する役割で、うまくいけば効果的なブランド構築の手段になります。ただ、エバンジェリストのような特定の役割だけでなく、顧客フェースの営業やサービス部門の人も企業の差別化を理解して、質の高いプロの対応をし、信頼を勝ち取ることがクリティカルに効果につながります。そして、それを広い対象に伝播させるのが、ブランドの戦術です。伝言ゲームのようなものです。

ブランド力の強い企業では、社員や組織が「他社と違うものをもつ」という差別化を生みだしています。みなさんがブランドの一部なのです。そのような自覚で、客やパートナーなどに接してください。

北川裕康 キタガワヒロヤス 35年以上にわたりB to BのITビジネスに関わり、マイクロソフト、シスコシステムズ、SAS Institute、Workday、Infor、IFS などのグローバル企業で、マーケティング、戦略&オペレーションなどで執行役員などを歴任。現在は、独立して経営・マーケティングのコンサルティングサービスを提供しながら、AI insideの Chief Product Officer(CPO)を担当。大学は計算機科学を専攻して、富士通とDECにおいてソフトウェア技術者の経験もあり、ITにも精通している。前データサイエンティスト協会理事。マーケティング、テクノロジー、ビジネス戦略、人材育成に興味をもち、学習して、仕事で実践。書くことが1つの趣味で、連載や寄稿多数あり。 この著者の記事一覧はこちら
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