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大容量&高出力なのにコンパクト! BLUETTIポータブル電源「Elite 200 V2」レビュー

マイナビニュース / 2024年11月13日 11時0分

画像提供:マイナビニュース

BLUETTIが、次世代のポータブル電源とうたう新製品「Elite 200 V2」を発表しました。これまでの売れ筋モデルと同等のサイズを保ちながら出力と容量を大幅に高め、これまでの大型モデルと同等の性能を売れ筋モデルと同等のサイズに凝縮。充放電のサイクルも6000回と従来の2倍になり、公称の寿命は17年にまで延長。充電や放電時の騒音も気にならない程度に抑えていました。現行モデルとの明確な性能の進化が感じられ、“ポタ電2.0”的な印象を受けました。

コンパクトボディながら大容量&高出力

キャンプやアウトドア用のツールとして広まったポータブル電源ですが、昨今は防災の要として注目が高まっています。今年は、元日に能登半島地震が発生し、8月には南海トラフ地震臨時情報が出て、秋にかけて各地で大雨や台風による浸水被害や停電が発生したことから、ポータブル電源の購入を検討する人が急増しました。

防災用途で考えると、停電時でも調理家電やヒーターなど消費電力の大きな家電が使えるよう出力はできるだけ大きく、長い時間使うために容量はできるだけ大きいのが理想です。しかし、出力と容量を求めるほどポータブル電源は大きく重く、価格も高くなってしまいます。

そこに登場したElite 200 V2は、そのようなニーズを受けて「本体サイズを抑えながら従来よりも大容量、高出力」に仕上げた意欲的な製品です。

見た目やサイズ感は、容量1152Wh、出力1800Wの現行モデル「AC180」とほぼ同等ながら、Elite 200 V2は容量2073.6Wh、出力2200Wとスペックを大幅に仕上げています。特に、容量が2倍近くになったことで、数百Wクラスの消費電力の調理家電や暖房器具も長い時間使えるのは大きいと感じます。フル充電の状態なら、360Wの小型セラミックヒーターは6時間以上も連続で動かせ、物足りなさは感じません。充電端子も、ACコンセントを4つ、USB Type-CとType-Aをそれぞれ2つ用意するなど、十分な数を備えています。

本体サイズを1kWhクラスの売れ筋モデルと同等に収めたことで場所を取らず、家庭内への設置やクルマへの積載などはかなりラクになりました。ただ、重さは約24.2kgと容量なりの重量があり、見た目に反して結構重くて持ち運びは苦労しそうです。
充放電時も静かだが、高速充電は非実用的で疑問アリ

バッテリーはポータブル電源で主力のリン酸鉄リチウムイオンですが、EVなど自動車で用いられている堅ろう性の高い高性能バッテリーセルを採用し、安全性をさらに引き上げたとしています。ポータブル電源は、災害への備えでフル充電に近い容量で保管しておくことが多いだけに、地震などで大きな力が加わっても破損や発火のリスクを抑えられるのは頼もしいと感じます。

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