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大容量&高出力なのにコンパクト! BLUETTIポータブル電源「Elite 200 V2」レビュー

マイナビニュース / 2024年11月13日 11時0分

充電は、標準モードでも最大1200Wの充電が可能で、約2時間でフル充電できます。2kWh超の大容量モデルとしては合格といえるでしょう。ただ注意したいのが、製品サイトで「1500Wで75分で80%まで充電できる」とうたう高速充電モード。有効にするには、スマホアプリでパスワードの入力が求められ、パスワードはBLUETTIのサポートに問い合わせる必要があるとしており、そのままでは使えません。高速充電モードにしようとすると「一切の責任は問わない」といった内容のメッセージが現れるなど、そもそもメーカー自身が使用を推奨していない様子がうかがえます。高速充電モードは、製品サイトで売りにしているにもかかわらず“看板に偽りあり”といった印象で、改善を求めたいところです。

充電&放電時の騒音が抑えられているのも好ましいと感じました。Elite 200 V2をAC100Vコンセントに接続して内蔵バッテリーを1200Wで充電しつつ、前述のセラミックヒーターを動かしても、ファンの騒音はほとんど気にならない程度に抑えられていました。寝室でも使えるレベルだと感じます。
多少勇気のいる価格だが、バランスのよい仕上がりの1台

Elite 200 V2の価格は249,800円ですが、発売記念キャンペーンとして12月3日までの期間限定で149,800円で販売します(限定クーポンコードの適用でさらに5%オフ。クーポンコードは公式直販サイトが「PRELITE200V2」、Amazonは「ELITE200V2」)。ポータブル電源は標準価格で販売することがほとんどなく、ちょくちょく割引価格が適用されるので、実際は15万~16万円台で購入できると考えてよいでしょう。

ポータブル電源は、もっとも安い小型モデルが3万円前後で購入できることから、「10万円を超える高価なものは必要ない」と感じるかもしれません。しかし、そのような小型モデルは電子レンジなどの家電が出力不足で使えなかったり、容量が少ないため1時間も持たずに電力がなくなってしまうことも。万が一の災害時にまともに使えず「ポータブル電源があるから安心だと思っていたのに…」と後悔することになりかねません。

Elite 200 V2は、そのような小型モデルと比べて容量は8倍近く、出力も4倍近くもあり、消費電力の大きな家電も長時間使えます。それでいて本体サイズは容量や出力の違いほどは大きくなく、持て余すことはありません。万が一の災害への備えとして、容量、出力、寿命、サイズ、価格のバランスが取れている製品だと感じました。

磯修 いそおさむ 1996年、アマチュア無線雑誌で編集者としてのキャリアをスタートし、その後パソコン雑誌やWeb媒体の編集者としてデジタル分野の記事を担当。2018年からマイナビニュース・デジタル編集部に加入。専門分野はカメラ、アップル製品とエコシステム、スマートフォン、デジタル家電関連、PCキーボード。画像生成AIなどAIまわりの進化の速さに追いつくべく奮闘しつつ、自身でよい写真を撮影することも心がけている。ニガテな動画撮影は鋭意勉強中。猫が1匹います。 この著者の記事一覧はこちら
(磯修)



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