1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

銀座ホステスが見たお金持ち 第8回 お金持ちとの会話から学ぶ「初対面の人に好かれるコツ」

マイナビニュース / 2024年11月14日 16時0分

画像提供:マイナビニュース

お客様の心を掴み、継続して応援していただく。これがホステスの基本的なお仕事です。人間関係は第一印象が左右するもの。第一印象さえ良ければ、その後の関係づくりもスムーズです。

しかし、ほんのささいなことで相手に良くない印象を与え、損をしている方を多く見かけます。

そこで今回は、銀座ホステスの会話術について解説したいと思います。最後に、お金持ちとの会話から学んだ「初対面の人から好かれるコツ」についてもご紹介します。

○相手の話題を奪ってはいけない

皆さんがよほどの有名人でない限り、初対面の相手が皆さんに興味関心を持つことはありません。ご自身のお話をするよりも、聞き役に徹し、相手に気持ちよくおしゃべりをさせましょう。

気持ちよくおしゃべりをさせ、「あの子といると楽しいな」という印象を与えることができたらこっちのもんです。

とはいえ、初対面の相手との会話はなかなか弾まないものです。そんなときは11個のキーワード「木戸に立ちかけし衣食住」が役立つよ、というのがこの業界でのセオリーです。

「木戸に立ちかけし衣食住」とは、キ=気候、ド=道楽(趣味)、ニ=ニュース、タ=旅(旅行)、チ=知人、カ=家族、ケ=健康、シ=仕事、衣=ファッション、食=グルメ、住=住まい、この11個のキーワードを指します。

気候の話は1番ハードルが低く、話題にもあげやすい鉄板ネタです。ただ、無難な分、ユニークさには欠けるかな、と思います。銀座にいらっしゃるお客様だと、1日に何べんもお天気の話を聞かされているかもしれません。

私の場合ですが、お客様の出身地をまずお伺いすることが多いです。例えば、相手の出身地が長崎県だったら「茶碗蒸しがどんぶりサイズって聞きました。本当ですか?」と、話題を膨らませることができますよね。日頃から都道府県のご当地あるあるなどを仕入れておくと、初対面の相手との会話に困りません。

一番よくないのは、相手の話題を奪ってしまうこと。皆さんのまわりにもいませんか?「私も九州出身ぽいってよく言われるんですけど、そんな風に見えますか?」「私は長崎って行ったことないです……飛行機に乗るのが苦手で旅行とかあまりしないんですよね」と、主語を“私”にすり替えてしまう残念な方が。

もう一度申し上げますが、皆さんがよほどの有名人でない限り、初対面の相手が皆さんに興味関心を持つことはありません。ご自身に関するお話は、相手から聞かれるまでしてはいけません。
○質問攻めにしてはいけない

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください