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「立冬の日=感染症に備える日」に正式決定! 日本ヘルスケア協会が“免疫ケア”の重要性を説く記者会見を開催

マイナビニュース / 2024年11月13日 19時42分

画像提供:マイナビニュース

インフルエンザや風邪など感染症が増えるこの時季、健康に過ごすには“免疫ケア”が必須だ。

公益財団法人日本ヘルスケア協会は、毎年立冬の日(2024年は11月7日)が「感染症に備える日」という記念日に認定されたことを発表。この記念日は、新型コロナウイルス感染症の経験を未来に伝え、免疫ケアを啓発するために制定された。

11月12日に実施された第45回目となる定期記者会見では、日本ヘルスケア協会会長の今西信幸氏と、乳酸菌・ビフィズス菌部会部会長 平田啓一氏らが活動報告を行ない、記念日制定に至った経緯や免疫ケアの重要性を説明した。
○▼目指すは健康で生き生きとした社会の実現。毎年立冬が「感染症に備える日」に

今西氏は、日本ヘルスケア協会の第一目的を「ヘルスケアを通して日本の優れた健康保険制度を持続させること」だと示し、「以前より日本には“平均寿命”という言葉が定着していたが、“健康寿命”という概念が生まれたのは、2000年にWHOがこの言葉を定義してから。そのときに初めて平均寿命と健康寿命に差があることが明らかになった」と説明する。

健康寿命とは、医療や介護に依存せず、健康で自立した生活ができる生存期間のこと。現在、男性の平均寿命は81歳であるのに対し、健康寿命は72歳。女性に至っては平均寿命は87歳で、健康寿命は75歳。つまり男性では9年、女性では12年も介護適用や寝たきりなどの状態にあるのだ。この現状を鑑み、日本ヘルスケア協会は健康寿命の延伸、元気に寿命を迎えることを目標に掲げて活動に取り組んでいるという。

また、今西氏は協会のもうひとつの目的として「日本の健康保険制度を持続させることも重要」と説明し、「少子高齢化が進み、かつ医学の進歩によって治る疾病が増えた今、健康保険制度を維持するために医療費の増額はやむを得ない状況。だが国民を納得させることは難しい。この問題の唯一の解決策は、疾病率を下げること。国民一人一人が病気にならない努力をすることで、初めて超高齢化国家における健康保険制度が維持できる」と主張した。

「感染症に備える日」を制定するに至った経緯について今西氏は、「日本ヘルスケア協会では昨年から『げんきな免疫プロジェクト』に参画し、免疫機能維持の観点から感染症対策に広く取り組んできた。これまで新型コロナウイルス感染症の経験を未来に伝え、健康で生き生きとした社会を実現するために免疫ケアの重要性を啓発してきたが、コロナ禍の記憶を忘れず、未来につなげたいという想いから記念日を制定した」と語る。

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