メルセデス・ベンツ、Sクラスの新型EV「EQS」- 走行距離が日本最長の759kmに伸長
マイナビニュース / 2024年11月13日 19時26分
そのほかエクスクルーシブパッケージには、ネック&ショルダーウォーマー(後席左右)、シートヒータープラス(後席左右)、マルチコントロールシート機能(後席左右)、ショーファーポジションスイッチ(助手席側)、デザインベルトバックル(前席・後席)、MBUXリアエンターテインメントシステムが含まれる。
「MBUX エンターテインメントパッケージプラス」では、インフォテインメントシステム「MBUX」のエンターテインメント機能を統合。主要な音楽ストリーミング配信サービス(Spotify、Amazon Music、Apple Music)をサポートする「オンラインミュージック」サービスと、車内で動画を楽しめる「ビデオストリーミング」サービスを新たに追加した。iPhoneに対応したデジタルキーも採用し、車の始動やロック操作をiPhoneから行えるようにもなっている。
○パワートレイン
「EQS 450+」ではリアに電動パワートレイン(eATS)を搭載。最高出力は360PS[265kW]で、一充電の走行距離は日本で販売中の電気自動車の中で最長となる759km(WLTCモード、メルセデス・ベンツ調べ)だ。
「Mercedes-AMG EQS 53 4MATIC+」では、フロントとリアにeATSを装備。最高出力は658PS[484kW](RACE START使用時は最大761PS[560kW])、航続可能距離は659km(WLTCモード)。フロントとリアの電気モーター間で駆動トルクの連続可変配分を行い(トルクシフト機能)、前後駆動力配分を常に最適化する。
新機構のディスコネクトユニット(DCU)では、フロントのeATSにアクチュエーターを用いたクラッチを設け、走行状況に応じてクラッチを切り前輪へのモーターによる抵抗を減らす。これにより、高速巡航時などでは後輪駆動のみとなり、バッテリーの消費量を抑える。
回生ブレーキは最新世代となり、回生レベルを高めて減速時により多くの回生エネルギーを回収できるようになった(最大3メートル毎秒毎秒)。合わせて、高電圧バッテリーやeATSからの廃熱を効率よく暖房などに利用するシステムを採用し、消費電力を大幅に削減している。リチウムイオンバッテリー容量は118.0kWh。6.0kWまでの交流普通充電と、直流急速充電(CHAdeMO規格)に対応。
○Mercedes me Charge
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