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仮面ライダーを通して自然の不思議な力を学ぼう!「仮面ライダー×自然のチカラ展」の見どころを特撮ライターが紹介

マイナビニュース / 2024年11月14日 9時29分

画像提供:マイナビニュース

埼玉県川口市の「SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム」にて、2024年10月8日から企画展「仮面ライダー×自然のチカラ展」が開催され、好評を博している。

「仮面ライダー×自然のチカラ展」とは、1971年の放送開始より、昭和・平成・令和と時代を超えて子どもたちを魅了し続けている「仮面ライダー」シリーズの世界と、昆虫・動物・植物などの「自然科学」が融合し、見て、触れて、学ぶことのできるユニークな体験型展示イベントである。

仮面ライダー1号のモチーフになった昆虫「バッタ」は、自分の体長の何十倍もの高さにジャンプできる筋力を備えている。もしもバッタの筋力を人間に植え付ければ、驚異的なジャンプ力を発揮できるのではないか――。仮面ライダーが大空高く飛び上がる「ライダージャンプ」、そして怪人めがけてキックする「ライダーキック」は、そんなバッタの跳躍力からヒントを得て作り出されたものだという。本企画展はこのように、悪を倒す正義のヒーロー・仮面ライダーに縁の深い昆虫、動物(哺乳類)、恐竜、植物(フルーツ)などを各ゾーンにふりわけ、子どもたちに自然科学の不思議さ、われわれの住む世界のすばらしさを学んでもらいたいというテーマが与えられた。各ゾーンには、歴代仮面ライダーの立像があるほか、ライダーが劇中で使用した小道具(撮影で使った本物)も展示され、子どもだけでなく大人の仮面ライダーファンをも興奮させる内容となっている。

エントランスでわれわれを招いてくれる仮面ライダー(本郷ライダー)。第1作『仮面ライダー』(1971年)で活躍した仮面ライダーは、Cアイ(複眼)がピンク色なのが特徴であったが、第3話での変身シーンから真っ赤なCアイのマスクも併用され、印象を強めた。ここでは、そんな「真っ赤な目」の本郷ライダーを見ることができる。

『仮面ライダーV3』(1973年)は、風見志郎が仮面ライダー1号、2号に改造手術を受け、誕生した第3の仮面ライダー。変身ブームと呼ばれる社会現象がピークに達した時期のヒーローであるV3は歴代ライダーの中でもひときわ人気が高く、放送終了後も後輩仮面ライダーを助けに、たびたびその勇姿を現した。

最初のゾーンでは、仮面ライダー1号&仮面ライダーガッチャード(スチームホッパー)の「バッタ」、そして仮面ライダーストロンガー、仮面ライダーカブトの「カブトムシ」に代表される昆虫の生態を学ぶことができる。ここで展示されている仮面ライダー1号は、第53話で初めて姿を見せた通称「新1号」。怪人ジャガーマンや海蛇男、ゴキブリ男らと戦った時期をイメージさせる、鮮やかなライトグリーンのマスクに注目したい。ライダーの横に「新サイクロン号」が展示されているのもうれしい。

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