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【親の老後】「生前贈与」「実家じまい」「介護離職」「長生きリスク」……70歳以上の親がいる2000人に調査

マイナビニュース / 2024年11月18日 9時48分

○「親の老後の生活破綻を経験することに不安を感じる」が3割

親が老後に経験する可能性のある生活破綻について質問した。

親の老後の生活破綻を経験したかを聞いたところ、「経験した」は2.2%、「経験していない」は97.8%となった。

親の老後の生活破綻を経験していない人(1,957名)に、親の老後の生活破綻を経験することに不安を感じるかを聞いたところ、「不安を感じる」は30.7%、「不安を感じない」は69.3%となった。

○長生きリスクに備えて親が準備していること、1位「貯蓄・資金の確保」

長生きすることで、経済的に困窮するなどのリスク(いわゆる"長生きリスク")が生じる。この"長生きリスク"に対する備えについて質問した。

全回答者(2,000名)に、長生きリスクに備えて、自身の親は準備をしているかを聞いたところ、「準備をしている」は12.7%、「準備をしていない」は87.3%となった。親の大多数が、長生きリスクへの備えをしていないことが明らかになった。

長生きリスクに備えて親が準備をしている人(254名)に、長生きリスクに備えて、自身の親はどのような準備をしているかを聞いたところ、1位は「貯蓄・資金の確保」となった。老後の生活に必要な資金が不足しないよう、親自身がしっかり準備しているという人が多いようだ。次いで、2位「資産運用・投資」、3位「年金」「保険加入」、5位「仕事の継続」「節約」となった。

○親の今後やサポートの不安1位「健康状態・病気」

全回答者(2,000名)に、親の今後やサポートについて、不安やリスクを感じることを聞いたところ、「健康状態・病気」(66.3%)が突出して高くなり、「認知症」(49.1%)が続いた。親が病気を患うことや認知症になることに不安やリスクを感じている人が多いようだ。次いで高くなったのは、「生活費」(13.9%)、「相続」(13.7%)、「孤独死」(9.5%)だった。

同居親子・別居親子についてみると、同居親子では「認知症」が53.9%、「生活費」が19.5%と、別居親子(順に47.9%、12.3%)と比べて5ポイント以上高くなった。

○年齢を重ねて"親に似てきたな"と思うこと、1位は「性格」

全回答者(2,000名)に、年齢を重ねて"親に似てきたな"と思うことがあるかを聞いたところ、「ある」は51.9%、「ない」は48.1%と、半数以上が親に似てきたと自覚していることがわかった。

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