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ヤマハ、ブランド発信拠点となる「Yamaha Sound Crossing Shibuya」を11月15日にオープン

マイナビニュース / 2024年11月14日 23時0分

画像提供:マイナビニュース

ヤマハは、2024年7月にまちびらきが行われた東京都渋谷区の大規模複合施設「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」内のSAKURAサイドに、若者に向けたブランド発信拠点であり研究開発のサテライト施設としても活用することがアナウンスされている「Yamaha Sound Crossing Shibuya」(ヤマハサウンドクロッシング渋谷、以下YSC渋谷)を2024年11月15日にオープンする。それに先立ち、プレス向けの内覧会が実施された。本稿ではその模様をお届けする。

YSC渋谷は、ミュージシャンやクリエイターと共創し、音楽のトレンド創出やイノベーションを推進するのを目的に設営される。一般客が自由に利用できるブランド体験施設「LAB(ラボ)」(SAKURAサイド3階)と、研究開発のサテライト施設「LOUNGE(ラウンジ)」(SAKURAタワー8階、一般非公開)の二つで構成されており、アーティストやクリエイターに向けた情報発信を行うとともに、日本の音楽を牽引するミュージシャンなどと連携する開発拠点と一般向けの体験型スペースを設けることで、10代から20代の若者に向けたブランディングを強化していく。

YSC渋谷は、ヤマハが1975年に開設したスタジオ「エピキュラス」のほぼ跡地に設営されている。「エピキュラス」は1995年に目黒へと移転。跡地は「エレクトーンシティ渋谷」として改装され、エレクトーンの聖地として活用された。エレクトーンシティ渋谷には音声合成技術「ボーカロイド」の開発拠点を置いていたこともあったそうだ。YSC渋谷のコンセプトとして“Sound Crossing”を掲げているが、これには「偶発的なイノベーションが起こる、音・音楽を通したつながりが生まれる場所」という意味を持たせている。内覧会では、コーポレート・マーケティング部部長である吉川剛志氏から、YSC渋谷は店舗でもショールームでもなく、ブランド発信拠点であるという説明があった。首都編では銀座と横浜みなとみらいにもブランド発信拠点を設けているが、YSC渋谷は、渋谷の象徴であるスクランブル交差点のように、音と音、技術と技術、人と人、さまざまな要素が交じり合って境界を超え、新しい何かが生まれる場所になることを願い、この言葉をコンセプトと施設名に掲げたととのことで、先進性にフォーカスし、最新トレンドを取り込み若年層にアピールしていくという。

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