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500人以上のファミリーが来場! 「JA共済 Presents キッズ応援フェスタ」が海浜幕張で開催

マイナビニュース / 2024年11月18日 8時0分

JA共済は介助犬の育成・普及を支援しており、本イベントの会場には介助犬と触れ合える「日本介助犬協会」の常設ブースを設置。ステージではその介助動作のデモンストレーションなどを行うプログラム「がんばれ! 介助犬! JA共済はたらくワンワンランド」も実施された。

病気・事故で手足が不自由な人、車椅子や杖が必要な人の日常生活を介助し、その自立や社会参加をサポートする介助犬。「日本介助犬協会」は愛知県と神奈川県の2拠点で、そんな介助犬を育成している社会福祉法人だ。

「介助犬」は目に障がいがある人をお手伝いする「盲導犬」、耳に障がいがある人のお手伝いをする「聴導犬」と同じ、身体障害者補助犬のひとつ。法律に基づき訓練・認定された3種類の補助犬は、飲食店やコンビニといったお店から、病院などの施設、飛行機などの公共交通機関まで、いつでもどこでも利用者と一緒に入ることができる。

全国に盲導犬は約800頭、聴導犬は50頭ほど。介助犬も59頭とその数はまだまだ少ないが、千葉県では現在4頭の介助犬が活動しており、介助犬の数が比較的多い地域になるそうだ。

そんな「日本介助犬協会」の話を聞きながらステージで大人しく出番を待っていたのは、PR専属で活動している同団体のPR犬・リンゴちゃん(5才・メス)。ラブラドールレトリバーとゴールデンレトリバーのミックスで、たくさんの人と触れ合うことが大好きらしく、イベントなどで介助犬のお仕事を紹介して活躍している。

介助犬のデモンストレーションでまず披露されたのは、地面に落とした鍵や小銭を「ピック」という英語の合図で上手に咥えて手元に持ってきてくる作業。

手や足に障がいがある人の中には掴む力が弱く、鍵やコインといったものを落としてしまいやすい人もいる。車椅子で前屈みの体勢になると転倒などのリスクもあるため、自宅の前で鍵を落とし、家族の帰りをその場で待つことになったケースも過去にはあるそうだ。小さくて薄いコインは落としてしまいやすい上に拾いにくく、通行人をわざわざ呼び止めることを遠慮して躊躇うこともあるあるだという。

その後、リンゴちゃんはバディの靴・靴下を器用に脱がせて洗濯カゴへ靴下を入れる作業や、冷蔵庫の中から冷たい飲み物を取ってくる作業などを実演。冷蔵庫の取っ手を咥え、冷蔵庫の中からペットボトルを取り出し、卒なく扉を閉めてペットボトルを取ってきて見せた。

手足に障害がある人の中には自身での体温調整が難しい場合もあり、医師から暑い日には冷たい飲み物をたくさん飲むように指示を受けている人もいるという。そのため冷蔵庫から冷たい飲み物を取ってくることも介助犬の大切なお仕事のようだ。

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