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年賀状を「出したことがない」子どもの割合は?

マイナビニュース / 2024年11月19日 9時25分

画像提供:マイナビニュース

フタバは11月15日、子どもの年賀状事情に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2024年9月18日~9月27日、小学生~大学生までの子どもがいる保護者200名を対象にインターネットで行われた。
○「年賀状を出したことがある」子どもは約7割

「お子さんは年賀状を出したことがありますか?」と質問したところ、子どもが年賀状を出したことが「ある」と答えた人が、全体の約7割を占める結果となった。

年代別のデータでも特に差異はなかった。デジタル化が進んだ現代でも、年賀状による伝統的なやり取りをしたことがある子どもが多いことがわかる。
○子どもが年賀状を出したきっかけは?

子ども年賀状を出すきっかけになった出来事を尋ねたところ、「おじいちゃん、おばあちゃんやお友達に出したいと言うのがきっかけでした」(40代女性)、「幼稚園や小学校で友達と年賀状のやり取りをする約束をしてきたり、担任の先生から年賀状が届くこともあったため」(30代女性)、「保育園で年賀状を書きましょうという取り組みがあったから」(40代女性)、「小学生の頃、親が書いている年賀状を見て、自分も出したくなった」(50代女性)など、家族や友達、学校での影響が多く挙げられた。親や祖父母への思いやりから始まる場合や、学校や保育園での取り組み、友達との約束がきっかけになることが多いようだ。また、親の行動を見て年賀状に興味をもつケースもみられた。
○年賀状のやり取りを続けている子どもは半数以下

続いて、子どもが年賀状のやり取りを続けているかどうか聞いたところ、年賀状のやり取りを「辞めている」子どもが55.1%、「続けている」子どもの44.9%と、「辞めている」子どもが上回る結果となった。

しかし、依然として続けている子どもも一定数存在していることがわかる。年齢が上がるにつれて年賀状を辞める傾向がみられるが、SNSやメッセージアプリが主流となる中でも、年賀状文化を大切にする人が一定数存在しているようだ。
○年賀状を出したことがないけれど年賀状に興味がある子どもは13.6%

子ども年賀状を出したことが「ない」と回答した人を対象に、「お子さんが年賀状に興味を示したことはありますか?」と質問した。

アンケート結果から、年賀状に興味を示したことがある子どもは、13.6%にとどまり、年賀状を出したことがない子どもの大半が、年賀状に対して興味を示していないか、興味があるともないとも言えないという状況が見えてくる。

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