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年賀状を「出したことがない」子どもの割合は?

マイナビニュース / 2024年11月19日 9時25分

年賀状文化に触れる機会がない子どもにとって、年賀状は身近なものではなくなっていることが示唆される結果となった。

年代別でみても、年賀状に対する子どもたちの関心が低いことがわかる。特に、小学生や中学生は、「興味を示したことがある」割合が非常に少ないことが特徴的だった。

デジタル化が進み、年賀状に代わるSNSやメッセージアプリが主流となっている現代において、年賀状文化は徐々に薄れつつある。特に若い世代にとって、年賀状は新年の挨拶としての役割を失ってきていると言える。
○子どもに年賀状文化を知ってほしいと思う?

子どもが年賀状を出したことが「ない」と回答した人を対象に、「お子さんに年賀状文化を知ってほしいと思いますか?」と聞いた。

アンケート結果から、「お子さんが年賀状を出したことがない」人の多くは、子どもに年賀状文化を知ってほしいとは思わない、またはどちらとも言えないと感じていることがわかる。「思う」と答えた人は12.7%と少数派で、年賀状文化に対する関心が低下していることが浮き彫りになった。

年代別のグラフでは、小学生から高校生の子どもをもつ人が、子どもに年賀状文化を知ってほしいと「思わない」または「どちらとも言えない」と答えた割合が高いことがわかる。

年賀状文化を知ってほしいと「思う」と答えた割合が、大学生の保護者が他の年齢層より多く、特に若い世代ほど年賀状離れが進んでいることが伺える結果となった。

子どもに年賀状文化を伝えたいと考える親が減少し、年賀状の伝統が次世代に引き継がれにくくなっている現状が浮き彫りになっている。
○保護者が年賀状を出しているかが子供に影響を及ぼす

次に、「保護者の方は年賀状を出していますか?」と尋ねたところ、半数以上を占める63%の人が、依然として年賀状を出していることが確認できた。

また、親と子どもの年賀状を出す割合が同程度であることから、一定数の家庭では年賀状文化を大切にしていることも伺える。
○年賀状文化が薄れている現代に対してどう思う?

年賀状文化が薄れている現代に対して、どう思っているのか尋ねたところ、「手間もかかるのでなくなって良いと思う。」(30代女性)、「スマホでの年始の挨拶が普及したので、仕方がないと思います」(40代女性)、「完全になくなってしまうのは寂しい」(40代男性)、「なかなか会えない人と年賀状で繋がれるので、これからも続いてほしい文化です。」(30代女性)といった回答が寄せられた。

アンケート結果から、年賀状文化が薄れている現代に対する保護者の意見は、2つに分かれていることがわかる。デジタル化の進展によりスマホでの挨拶が普及したことから、「手間がかからないのでよい」と肯定的に捉える意見がある一方で、年賀状が完全に消えることに対して「寂しい」と感じる人も少なくないようだ。また、「普段会えない人とつながれる」という年賀状の特別な役割を重視し、文化として残ってほしいと願う声も多かった。
(Yumi's life)



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